ホス活のすゝめ
僕は今、金沢にいる。(2024/4/4)
正確には金沢のホテルにいる。
なぜ金沢にいるかというと某企業の採用試験があるからだ。
金沢はあいにくの雨。
折りたたみ傘を持ってきて良かった。
雨脚が強まる中、予約したホテルに向かう。
ツアーなのか外国人の観光客がロビーにごった返していた。
チェックインしたら18時を過ぎていた。
雨も降っていたしホテルから出るのが億劫だったのでホテル内のレストランで食事をとろうと考えた。
ところが先ほどロビーにいた外国人観光客の団体でレストランは、いっぱいになり「本日は終日貸し切りのため利用できない」とのこと。
がーんだな・・・出鼻をくじかれた。
金沢駅まで行って飲食店で食事をしてからホテルに戻る気分になれなかったので、仕方なく最寄りのコンビニで食料を買う。
金沢カレーとチョレギサラダ。
ホテルの自室に戻り一人食べる。
もくもくとカレーを食べながら一人つぶやく。
一人だと持て余してしまう広い部屋で食後、本を読む。
ホスピタリティの活用を「ホス活」というらしい。
全ての人の願いである「楽しく働き・学び」、「良好な人間関係をつくる」ことは「ホスピタリティの行動・活用」で可能になるそうだ。
感情労働を労働と思わず楽しく働くことは人生のテーマの一つかもしれない。仕事探しをする中で何のために働くのか、最近考えることが増えた。
スキルを活かせる仕事
新しいスキルを身につけられる仕事
心理的安全性の高い職場環境で生き生き働ける仕事
働くのは自分だから自分が主語になるのは当然だ。
でも、どんなことでも全てのことは自分の糧になる。
そうならば自分を主語にするではなく、たとえば
目の前の人が、笑顔になれる仕事
社会が、地球環境がよくなる仕事
将来世代が、必要だと感じる仕事
本来目的語になるものを主語に据えてみるのも悪くないだろう。
職業に貴賤はない。
つい最近、どこかの知事が新入職員向けの訓示で不適切な発言があり辞職した。(辞職理由はそれだけではないが)
どんな仕事だって創意工夫があって、どんな世界にも一流があると思う。
そして一流のカタチは一つじゃなくてもいい。
自分の考える一流を追求し日々研鑽する。
当然、自分のことだけ考えていては二流どまりだ。
僕は自分が損をしてもいいから、割に合わなくてもいいから、それでも誰かにとって必要とされることがしたい。
それは大企業でなくも、高収入でなくても、大好きな新潟から離れることがあっても構わない。
働くことで僕は僕自身の存在意義を感じられる瞬間が最高に嬉しいから。
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
人生には色々な道がある。
迷ったら脇道にそれたり地下道を進んだって構わない。
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