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生の短さについて

善く生きれば人生は十分に長いと説いたセネカの著書のタイトル。

有限の時間の中で、いのちは耀く。

ガロワ、ラマヌジャン、谷山豊…夭逝した天才たち。

たとえその生涯は短かったとしても存命中、誰よりも生命を燃やしていたのではないか。

ちなみにガロワとラマヌジャンについては、
藤原正彦「天才の栄光と挫折」(新潮選書)
が読み応えのある内容になっている。

この本をもとに小川洋子氏は「博士の愛した数式」を執筆したそうだ。

全集中の一瞬をとらえられたかな?

数学とは関係ないが僕は今、経理部にいながら広報関係の仕事を担当している。上の写真はクラブ活動紹介の一環で昨夜(2024/7/8)、剣道部の稽古の模様を撮影したものだ。

まぁ特命係なので何でもやらないといけない。

それに広報担当だったら社員を取材する側なので自分が取材されることにはならないから(多分…)嬉々として仕事ができるだろう。

初期のころから僕のnoteを丁寧に読んで頂いている方は僕の性格を理解していると思うが顔出しでカラオケを歌っているものの僕は基本的にシャイな性格で人前に出たいと思わない。

なんでカラオケではノリノリで歌っているんだよ、とツッコミを入れる方は下記の記事をよ~く読んでほしい。

脱線してしまった。
そうそう、剣道の話。

道場に足を踏み入れた瞬間から緊張感を感じるピンと張りつめた空気の中で怒号と竹刀のぶつかる音が響く。

もともとは武士が実戦のために剣術の鍛錬をしてきた。
だから竹刀を使っていても真剣と同じく命のやり取りをしている。
他のスポーツや武道と大きく異なるのは自分の生命のすべてをかけて相手にぶつかるというところ。

僕は緊迫した雰囲気の中で剣士が打ち込む姿にある種の美しさを感じた。
それは、有限の時間の一瞬を凝縮して氣というか、生のエネルギーを爆発させているように思えた。

きっとビリビリと僕に伝わったのは発散された氣の一部なのだろう。
機先を制し一瞬に己の全てをかける。

剣士の姿に武士の精神性なるものを体感したような気がした。

今日も皆様にとって良い一日になりますように。

有限の時の中で無限の可能性にかける。

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