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ラブ・ストーリーは突然に

昨日投稿した記事に対して多くの方から親身なコメントを頂きありがとうございます。改めてnoteのコミュニティにいらっしゃる方々は心優しい人が多いことに気づかされ温かな気持ちになりました。

さて、タイトルには深い意味はありませんが、先日の札幌滞在中に嬉しかった出来事を。


6月の初めにNPO数学みえる化プロジェクトの会合で札幌を訪問した際、普段使用している旅行用のシャンプーを忘れてしまった。ホテルのアメニティとしてあるシャンプーを使うと大抵の場合、髪がキシキシになってしまうので薬用シャンプーを小さな容器に詰め替えて携帯している。急遽、どこかのお店で購入しようと思った。

駅前のデパートでシャンプーを探していると、たまたま通りがかった店の前から良い匂いがする。店頭に並べられた商品を眺めていたら店員さんが

よろしければ試してみませんか?

とにこやかに話しかけてきた。

普段の僕は「見てるだけなんで、とりあえずいいです」と回答することが多いけれど、緩いウェーブヘアのにこやかな店員さんにほだされて思わず「お願いします」と言ってしまった。

サンプル商品の置かれたシンク台に案内され商品の説明を受ける。

天然由来の成分でつくられ敏感肌の人向きのシャンプーです。
自然な香りも良いですよ。

と、おもむろシャンプーを泡立てて濡らした僕の掌に店員さんが触れる。
両手で優しく手全体にシャンプーをなじませてくれた。

お恥ずかしい話だが不覚にも感じてしまった。

じっと僕の目を見つめながら商品の説明をしている店員さんが優しく僕の手に「触る」のではなく「ふれた」からぞわぞわした。

それだけ女性にふれられるのは、ご無沙汰だったので不意の接触に身体が反応してしまったのだろう。

すごく気持ち良かったです。

と感想をのべると、ものすごく気持ち悪いオジサンの印象を与えてしまうので、あえて

丁寧に商品の実演をして頂きありがとうございます。
Sさん(店員さんの名前)が素敵なのもこちらの商品を使われているからなのでしょうね。

と言って商品を購入したら喜んでもらえた。

ちなみに僕は素敵な店員さんの名前はレシートに名前を控えて忘れないよう保管するようにしている。


そして先日(2024/8/17)再びその店を訪ねた。
今回はヘアトリートメントを購入しようと思った。

あれ、この前も来て下さいましたよね?

駆け寄ってきてくれたのは、前回の店員さんだった。

はい、竹内です。
えっと、前回担当して頂いたSさんですよね。
先日はどうもありがとうございました。

わぁ~嬉しい。
覚えて下さったんですね。
商品をご覧いただいているのを見てやっぱりそうだような~と思っていました。いつもありがとうございます!

こんな風に店員さんの名前を憶えていると非常に喜んでもらえることがあるから、よくしてくれた人の名前は忘れないようにしている。

タイトルの主題歌が使われたドラマのような展開にはならないと思われるが、今度札幌を訪問した際は髭剃り後に使う保湿ローションを買いにまた来店しよう。

あれっ?、囲い込まれているのか?

あの日 あの時 あの場所で
君に会えなかったら
僕らは いつまでも
見知らぬ二人のまま

今日も皆様にとって良い一日になりますように。

そしてまた同じことを繰り返す。

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