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4.採用 ~ 妥協せずより有益な人を求めましょう
私の略歴:
採用、人事、経理、情報セキュリティ、システム導入などの多岐にわたる経験を持ち、メーカー、小売、卸売、金融、IT業界で幅広い業界知識を有しています。スタートアップから大手グループ会社まで様々な規模の企業で働いた経験があります。採用8年、人事労務8年、経理10年、情報セキュリティ5年のバックオフィス業務経験があり、累計100名を超える外国人採用実績とシステム導入実績も豊富です。
ここでは、採用プロセスにおいて、候補者を見極めるための重要なポイントを挙げてみます。長く働いてもらうために、以下の点を考慮してください。
①人材紹介会社、支援機関での事前面談
日本人採用の場合でも人材紹介会社を利用することがあります。求める人物像をリスト化して事前面談を行い、ある程度フィルターをかけることで、求めていない人材に時間をかけることを防ぎます。
②前職の就業期間に注意
前職での就業期間が長いほど、転職後も長く働いてもらえる可能性が高いです。最低ラインとして、一年以上同じ会社で働いている実績があると良いでしょう。
なお、転職と入管の手続きを見越して、一年未満で応募してくる人もいます。そういった人は、退職時に同じことを繰り返すと思われます。会社都合による転職は致し方ないと思いますが、そういった人は採用を見送った方が無難でしょう。
③日本語能力の確認
日本語能力がないとコミュニケーションや仕事のルールの習得が難しくなります。日本語能力試験のN3レベルを保有していると望ましいです。最低ラインとして、日本語で会話が成立することが求められます。
④生活環境の確認
働く上での生活環境を確認します。通勤手段と通勤時間、スーパーやお店との距離、駅からの距離、季節ごとの気温、会社要望による引越の可否など、事前に確認しておくことで、話が違ったという理由での退職を防ぐことができるでしょう。
⑤自動車通勤の確認
自動車通勤を希望する応募者もいます。その際は、最悪の事態を想定して許可することが望ましいです。会社が車を処分する可能性も含めて検討します。
⑥働き方の確認
働き方に不満を持って退職する人もいるため、事前に細かく確認しておくことが重要です。何曜日が休みか、勤務する時間帯、月の想定残業時間など、その会社独自のルールも含めて確認しましょう。
これらのポイントを考慮することで、長期的に働いてくれる人材を見極めることができるでしょう。
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