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【 漫画家 : 9℃ 】 自然体で負担なく、時間の節約も可能にしたデバイスとは?

【 9℃ | Kudo 】

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数多くの作品を手掛ける漫画家。ヤングキングアワーズGHにて『オレは床で寝ます!』パルシィ・マガジンポケットにて『目黒さんは初めてじゃない』 ほか連載中。2020年4月28日に一迅社から『ナツキくんは今日もキレイ』発売。
Twitter:9℃(@kudo_9c)
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BookWalker:9℃

【 普段のクリエイティブ作業 】

ー 普段、どんなクリエイティブ作業をしていますか?
雑誌やアプリにて、漫画の連載をしています。
漫画を描き始めてから、趣味の期間を含めると10年くらいですが、プロとしてのお仕事は、4 ~ 5年くらい前からやらさせていただいてます。現在ですと、商業で2つ連載をしています。あとはちょこちょこと読み切り作品も描かせていただいたり、他にも同人誌を年に8~9冊くらい出すこともあります。

連載モノはそれぞれ作品の味が違っていて、どれも若者の人間関係モノという括り的には同じなんですが、それぞれ想定している読み手が違います。「キョーダイコンプレックス」という作品は群像劇でレギュラーキャラが10人以上居て、1話ずつ違うキャラやコンビが出てきて様々な話が見れるんですが、キャラが多いほど「私のダシが出る」みたいなところがあります。笑
キャラ達は自分自身の感じたことや人格をそれぞれに分配して作られている感じです。
あとはこれまで自分が出会ってきた人達の、自分とは違う部分なんかが全部創作の方に入っています。

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ー プロの漫画家になったきっかけを教えてください。
もともと漫画を趣味で描いており、専業として漫画家を目指す気持ちは特に持っていませんでした。
ある時、大学生時代から続けていた同人活動を通して出版社からお声をかけていただき、就職活動している時から社会人になってからも並行して、商業作家として活動していました。
このような形で活動を続けているうちにたくさんお声がけいただけるようになり、自分も描きたいネタが溢れてしまうほどたくさん漫画を描きたかったので専業の漫画家になることを決めました。

ー クリエイティブにおけるインプットやアウトプットはどんな風に行っていますか?
殆どが漫画と、自分が出会った人達からインスピレーションをもらうのみかもしれません。

キャラクター性を第一にしている漫画家さんの描く漫画は、実際にその人に会ったような気持ちになるんですよね。
漫画のテクニック的な部分は今もまだ手探り中なんですが、キャラクター第一という意味で考えたら色んな人に会うというのがある程度インプットにはなるので、あとは出し方ですね。表情や構図なんかは技術の話なので、描いてくうちにだんだんどうにかなると思って、あまりやっていないです。

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ー 漫画を描くのは一人で作業されてる感じですか?基本的にはそうですね。
それこそ学生の頃は仲間内で合作とかリレー小説とか流行っててやっていましたが・・・。笑
編集さんがいるとまた違うものができるので、それもまた新鮮です。
背景などの作業は在宅アシスタントさんたちに手伝っていただいています。

ー 会社勤めの頃から同人活動はされていたんですか?
元々大学時代から同人誌は描いていましたが、その頃はバイトや勉強、就活で忙しかったですね。

会社員だった頃は会社もありつつ、連載準備をしていました。
4コマ漫画だったのでページ数も少なかったというのもあり、さらに同人活動もやっていました。
専業になったばかりの頃は今以上に余裕があったので、月一冊に近いペースで同人誌を描いたりしていました。
今もあまり変わりませんが…

【9℃さんの作業環境】

ー 現在の作業環境を教えてください。
液晶タブレットはWacom Cintiq Pro 24です。
以前は13HDを使っていたのですが、24にしてから大きさの違いに驚きました。
それこそ左手デバイスが無いと腕がすごく疲れますね。
モニターは資料を映したり、Twitter用です。
ソフトは今はCLIP STUDIOですが、以前はSAIを使っていました。

椅子はハーマンミラーのセイルチェアです。
椅子だけは早く良いモノを買えとよく聞くので!

ー 今回導入したOrbital2の活用法について教えていください。
元々使っていた左手デバイスが握るタイプだったのですが、ずっと手で持っているというのに疲れてしまい、あまり使わなくなってしまいました。

Orbital2はまず、有線なのが良いですね。
無線は時々信号が飛んでしまって操作できなかったりするので、有線だと安定していて使いやすいです。
あとは「押す」しかない左手デバイスに比べて、「回す」と「傾ける」の楽さに驚きました。

▼ インタビューの全文はこちら


Orbital2とは?

クリエイターを科学する、ミライの左手デバイス

「Orbital2(オービタルツー)」

Orbital2(オービタルツー)は、クリエイターのキーボードのキー(ショートカットキー)操作を無くすことを目的に開発されたハイエンド入力デバイスです。
CLIP STUDIOやSAIなどの様々なクリエイティブソフトウェアに対応し、「マウスやショートカットキーを用いる以上の作業時間の短縮」と「疲労の緩和」を実現します。


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