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【PODCAST書き起し】谷さんの観劇日記2021年10月(全3回)その3

【PODCAST書き起し】谷さんの観劇日記2021年10月(全3回)その3

【山下】続いて劇団た組、『ぽに』という事で。「ぽに(語尾下がり)」じゃなくて「ぽに(語尾上がり)」と読むのを。私もこれ観たんですが、劇場で「あ、ぽに(語尾上がり)って言うんだ」っていうので。

 

【谷】そうなんですよ。

 

【山下】これがチラシでございます。

 

【谷】本当に「ぽに(語尾上がり)」なんですよね。館内アナウンスで初めてタイトルを知ったという。

 

【山下】そう、私もです。「ぽに(語尾上がり)を上演します」。

 

【谷】「ぽに(語尾上がり)にお越しいただきありがとうございます」っていう。え? 「ぽに(語尾下がり)」じゃないんだ。

 

【山下】そう、「ぽに(語尾下がり)じゃないんだ!」と思って、ね。

 

【谷】「ぽに(語尾上がり)」っていうのは「鬼(オニ)」の発音ですよね。

 

【山下】鬼の事なんですね。

 

【谷】ええ。で、これ、劇団「たくみ」って言うんです。「たぐみ」じゃなくて。

 

【山下】あ、「たくみ」なんだ。

 

【谷】ええ「たくみ」なんです。だから本当にたくみ(※匠? 巧み?)な方なんです。

 

【山下】なるほど、「たくみな……」ね。あの加藤拓也さんっていう……。

 

【谷】拓也さんの「た」から取っているんだと思うんですけど。

 

【山下】あ、加藤拓也さんの「た」の組なんだ。

 

【谷】ええ。だと思います。

 

【山下】ああ、なるほど。

 

【谷】加藤拓也さんが己の作で演出という事で。出演が松本穂香ちゃんで。彼女、過去に1作品だけ出てるらしいんですけど、実質、まあ主人公で……2時間ぐらいまでね、主演でやったのは初めてじゃないかなと思います。

 

【山下】あ、主演で。舞台で、主演で?

 

【谷】あとはちょっと読み方間違ってたら申し訳ないんですけど。藤原季節さん、平原テツさん、モダンスイマーズの津村(知与支)さん。あと豊田エリーさん、金子……なんて読むでしょうね?

 

【山下】たけのり。

 

【谷】岳憲さん。秋元龍太朗、安川まりさんという事で。まあ9月に安部公房作品を加藤拓也さんが演出で……。

 

【山下】『友達』?

 

【谷】ええ、『友達』ですね。これは有村架純さんとか出てましたね。

 

【山下】はい。同じ事務所ですね、有村さんと松本さんは。

 

【谷】はい。で、10月は今度た組の公演と、忙しい加藤拓也さん。

 

【山下】加藤拓也さんはすごいですね。

 

【谷】27歳なんですよね。

(※1993年12月26日 生まれ)

 

【山下】すごいですね、本当に。

 

【谷】で、さっき言ったように館内アナウンスでその「ぽに(語尾上がり)」である事に気づいた訳なんですけども。主人公の松本さん演ずる、円佳さんって言いましたっけね?  23歳が、やりたい事が見つかんなくって、とりあえず海外に行く事を目標としてアルバイトでシッターをやってるんですよね。

 

【山下】はい、英語留学ね? 短期英語留学。

 

【谷】そうですね。で、男の子が藤原さんが演じてる誠也でしたっけ……の家に頻繁に寝泊まりして、生意気にシッターを奴隷扱いするれんくん、5歳。

 

【山下】はい、5歳ね。平原さん。

 

【谷】平原テツ演ずる(笑)。

 

【山下】43歳なんですよね。

 

【谷】ええ、あとで43歳になるんですよね。で、業務中に起きた、まあ……災害ですよね。災害で松本さんとれんくんが避難せざるを得なくなっちゃって、2人は彷徨ってると。

 

【山下】そうですよね。

 

【谷】で、そんな中で、れんがいつものように横暴になっちゃって、限界に達した松本穂香ちゃんが、れんくんを置き去りにしちゃうと。で、帰宅した翌日、れんが43歳の姿になって訪ねて来るという事で。

 

【山下】ぽ、「ぽに」に。

 

【谷】それで「ぽに」になって訪ねて来るという事ですよね。で、『ぽに』っていうのは加藤さんが、銭湯に行ってる時に「鬼ごっこが鬼という役を押し付け合う出口無しの無限ゲーム」だっていう事に気づいて。想像していた……想定していたなんか話があるそうなんですけど、そこに鬼ごっこを混ぜてみようと思って混ぜてみると、今回の『ぽに』が出来上がったと。

 

【山下】なるほど。すごいですね。

 

【谷】で、無責任は誰かへの責任転嫁。まあそれが今回変わった形でやったんですけど、円形の劇場みたいな形で。

 

【山下】四隅を囲う感じですね。四つを周囲から囲んで観ると。

 

【谷】そうですね。で、そこで鬼ごっこがめぐっている感じで。ちょっと男にはなかなか感情移入できないところもあるかもしれないんですけど。松本さんが、ほぼ自分と同じ24歳だったのかな、設定がね。

 

【山下】そうですね、24です。はい。

 

【谷】現代の若い女性の生きづらさ、生きにくさ。その蓄積してる……なんていうのかな、気持ちが溢れるというか発露するというか。いう感じを表していましたよね。

 

【山下】あれはすごいはまり役でしたね。本当に。

 

【谷】そう、彼女すごい。ほぼ、初主演にしてはすごい上手いなあと思って。

 

【山下】いやあ、受け身でどうしようって言ってなんかこう、悶々とする感じのね?

 

【谷】ええ。

 

【山下】でも受けて、わりと激しく攻撃はしないじゃないですか。

 

【谷】そうなんですよ。

 

【山下】その感じがね、すごく面白かったんだよね。

 

【谷】現代女性を本当に表している……。

 

【山下】いやいや、今の若者に近い、本当に。男の子もそうだし。

 

【谷】そうそう。

 

【山下】登場人物の男の子わりと結構攻めるんだけど、あの……ねえ? わりとその攻め方がマイルドで、梁石日とかの原作本とかとは全然違う、梶原一騎とか。まあそれが今っぽいなと思って。やっぱりその27歳の劇作家の加藤さん……。

 

【谷】時代を表してる。

 

【山下】そう、で、若い世代からこういう才能が出てきて、ちゃんと多くの人に届けるように出てきているっていうのがね、かなり感動しました私は。うん。

 

【谷】うん。いや、僕が観たのは初日だったんですけど。もう初日でもう、ほぼ完璧でしたね。

 

【山下】お芝居がね。

 

【谷】ええ、芝居自体の完成度、もう完璧にできてましたね。

 

【山下】いや、すごいですよね。

 

【谷】ええ。本当、松本さんも、どんどん舞台に出ていただきたいなあと。

 

【山下】そうですねえ。

 

【谷】今後も注目していきたいなあと。僕は初めてなんですよ。ドラマもあんまり観た事ないし。

 

【山下】あ、『ひよっこ』とか観てなかった?

 

【谷】ええ、あの時間帯って忙しいんで、ちゃんと観れないんで。

 

【山下】へえ、なるほど。いや加藤拓也さん、本当にびっくりしました。あの、テレビでもきれいなくにっていうドラマの……。

 

【谷】『きれいのくに』ね。

 

【山下】あ、『きれいのくに』か、やってましたけど。顔がみんな稲垣吾郎と……。

 

【谷】加藤ローサになっちゃうっていうね。

 

【山下】すごい発想だなと思ったけど。演劇作品ちょっと観てみたいなと思って観たら、この才能は本当に恐ろしいと。

 

【谷】恐ろしいですね。

 

【山下】はい。また新しい才能……。

 

【谷】来年もなんかやりますよ。チラシが入ってましたね。で、映画もやるみたいです。

 

【山下】なるほど。

 

【谷】ええ。

 

【山下】もうじゃあ、僕はこの加藤さんの作品と東葛スポーツは必ず予約をして取ると。

 

【谷】真逆ですけどね。

 

【山下】いやいや、多分似てると思うよ。多分ね、あの、なんかね、描く世界はちょっと似てる感じがする。

 

【谷】まあ今を描いてますからね。ある意味。

 

【山下】いや本当にそれは全然、似てると思います。だから逆に受け入れられない人は全然受け入れられないし、なんか逆に負の感情を持つ人もいると思うけど。

 

【谷】でも、なんかTwitterとか見てても、結構みんなハマってますね。

 

【山下】ハマるよね!

 

【谷】ええ。

 

【山下】なんかある種のアディクトな感じがして、1回観ると中毒性みたいなものをね。

 

【谷】そうそう。

 

【山下】だからずっと残ってるんですよ、『ぽに』は。

 

【谷】でも、誰か書いてたけど、「2回は観るのは怖い」って書いてあった。

 

【山下】あ、でもそれも分かる。でもね、その中毒性みたいなのがあって。初期のポツドールはそれがあった。

 

【谷】なるほどね。

 

【山下】そう。でね、なんか観たくないけど観たいなっていうのがね。で、演劇って身体を感じるじゃないですか、生で観ると。それをわりと強く感じさせる演出をしてたから。ネット状の舞台セットを、そこをこう登って行ったりとかするようなやつとか。ま、そこを、もう確信犯なのか才能なのか分かんないけど。その辺がものすごい、できてると思いますね。私は今年観た中で本当にかなり印象に残る一本だと思います。

 

【谷】そうですね。そういう意味ではすごい作品でしたね。

 

【山下】はい、本当にまいりました。神奈川芸術劇場様ありがとうございます。

 

【谷】加藤さん初日に外にいて、普通の……まあ頭、金髪なんですけど、普通のお兄ちゃんって感じなんですけどね。

 

【山下】へえ、どんな人なんだろ。ちょっと見てみたいな。

 

【谷】はい。

 

【山下】はい、っていう事で、熱く語ってしまいましたが、「ぽに(語尾下がり)」でした。で、最後に12本目ですけど……。

 

【谷】『ぽに(語尾上がり)』ですね。

 

【山下】團伊玖磨の歌劇『夕鶴』という事で。新演出という事で、岡田利規さんが演出をされた『夕鶴』でございます。『鶴の恩返し』というのを皆さんご存知だと思いますけど、まあそれとほぼ似たようなお話なのですが。これはいかがでしたでしょうか?

 

【谷】東京芸術劇場って、私結構行ってる訳ですよ。ただまあ、地下のシアターイースト、ウエスト、あと、プレ、2階のええ……。

 

【山下】プレイハウス。

 

【谷】プレイハウスと。そこ止まりだったんですけど。

 

【山下】そのさらに上へは行ってないと。

 

【谷】ええ、5階にコンサートホールが、立派なコンサートホールがあって。今まで5階はソファがあって、時間潰しで行ってたんですけど、初めて入りました。しかも、まあオペラを観るのも初めてという事で。3階席の、サイドで4千円かな? の席で。

 

【山下】オペラで4千円はリーズナブルですよね。

 

【谷】拝見致しました。『夕鶴』の歌劇は没後20年の團伊玖磨さんの……。

 

【山下】没後20年なんだ。へえ。

 

【谷】ええ。代表作で。まあ『夕鶴』って、日本人はほぼ皆さん知ってる作品なんで。

 

【山下】はい、木下順二作『夕鶴』と。

 

【谷】ええ、すごい分かりやすいオペラでしたね、そういう意味では。僕オペラ観た事ないんで。

 

【山下】『夕鶴』の話を知ってるから分かったって事?

 

【谷】そうそう。

 

【山下】鶴が出てくるの? これ。

 

【谷】鶴はちょっとこの先話しますけども。まあチェルフィッチュ主宰の岡田としのりさんが……。

 

【山下】利規(としき)さん。はい。

 

【谷】オペラの初演出をしたという事で。まあ岡田さんは、この『夕鶴』っていう話を民話とは捉えずに、観る側を鶴を助けた与ひょうっていう男にして、つうを資本主義に汚れる手前の存在として、ゴージャスなかっこいい存在にしたんですよ。だから観客がお金に溺れた欲望の存在なんですね、ある意味。

 

【山下】面白いね、発想が。

 

【谷】ええ、だから新演出っていうのはそういうところにあるんじゃないですか? だから『夕鶴』って「夕べ」の「鶴」ですけど。ある時、機織りを覗くと電光で出てくるのが、カタカナで「ユーズ」、スに点々ですね。「ユウ」じゃなくて伸ばす。「ユーズル」なんて書いてあるんですよ。岡田さんそういう風にしちゃったんですね。

 

【山下】面白いね。

 

【谷】だからまあ、とは言いつつも、あの……女性のソプラノ、テノール、バリトン、バスバリトンと。

 

【山下】團伊玖磨の曲が流れるわけですからね。歌うわけですね。

 

【谷】はい、そうです。それでオーケストラと指揮者もおられて。

 

【山下】って事は出演者はオペラの歌手の人が?

 

【谷】オペラ歌手ですね。僕名前分かんないんで。あとは、子供たちが世田谷ジュニア合唱団かな? あとダンサーが2人出てまして、管弦楽がいて。演奏がありますから、休憩入れて2時間半。

 

【山下】フルオーケストラ。

 

【谷】そうじゃないですかね? 多分フルだと思います。

 

【山下】ものすごい贅沢ですね。

 

【谷】で、公演は10月の30日、1日限りだったんですけど。来年の1月には愛知県の刈谷市ですね。それと2月に熊本は……岡田さんと関係あんのかな?

 

【山下】岡田さん、移住されたんですよね、九州に。

 

【谷】そうですよね。

 

【山下】熊本なのかな?

 

【谷】で、あとだから2回行われるらしいですね。だから、ちょっと分かんないですけど、私は面白かったんで良いんですけども。観た人によっては、こんなのオペラじゃないって言う人も、もしかしたら賛否両論でいるんじゃないかな、と。

 

【山下】まあ、それはいつの時代も新しいものはそう言われるので。

 

【谷】そうですね。

 

【山下】あの、1個だけちょっと少し質問。その、何、資本主義の汚れにまみれたおつうが出てくるの?

 

【谷】うん。っていうか、だから悲劇のあれじゃなくて、最後はすごいかっこいい銀色の服になって出てくるんですよ。

 

【山下】へえ。それは何、それが資本主義の権化だっていう事なんですか?

 

【谷】うん。っていうかね、溺れる手前の存在なのかな? だからまみれちゃってんのはこっちなんですよ。

 

【山下】観客が。

 

【谷】観客なんですよ。観客と与ひょうなんですよね。

 

【山下】与ひょうはまみれてる。それは欲望が限りないからって事だよね?

 

【谷】そうそう、欲望ですよ。

 

【山下】それは、人間はそういう事ですよね。

 

【谷】これ字幕も出てた訳ですけど。英語と日本語と出てて。「I want to peep」って、覗きたい覗きたいってまあまさに……。

 

【山下】なるほど。あ、「peep」ね。

 

【谷】欲望の塊で、それを描いていったって感じですかね。

 

【山下】なるほど。人間の欲望はなかなか抑えきれないですからね。

 

【谷】そうですね。

 

【山下】そうすっと地球温暖化が進んで……、「新しい自由主義は生まれるのか」っていう話なのかもしれないですね。

 

【谷】かもしれないです。

 

【山下】なるほどねえ。

 

【谷】初のオペラ体験、良かったです。僕にとっては良かったです。もう1回なんか観てみたいなって。

 

【山下】あ、じゃあ刈谷に是非。

 

【谷】刈谷じゃなくて別の作品を、オペラを観てみたいなあと。

 

【山下】そしたら新国立劇場、安い席が。昔よく行ってたけど。

 

【谷】そう、安い席で観たいなあと思います。

 

【山下】新国立は大きいから、安い席が結構出るんですよ。

 

【谷】で、あんまり長くないやつが良いですね。

 

【山下】それは……(笑)。オペラはそんなに短いのはあんまり無いと思いますけどね。はい。でもやっぱり音が良いでしょ?

 

【谷】音、良いですね。

 

【山下】やっぱりあれ生で聴くとちょっと、あの体験はやめられないですよね。

 

【谷】本当に「荘厳ってこんな感じなんだなあ」って感じですね。

 

【山下】「あ、身体で音を全体で感じるってこういう事だ」っていうのを、オペラハウスで聴くと全然レコードとかで聴くのと違うっていうのが分かりますよね。

 

【谷】だからこれ刈谷と、あれはまた違うオーケストラがやるみたい。

 

【山下】ああそっか、地元のね。

 

【谷】その土地で。

 

【山下】あ、良いじゃないですか。

 

【谷】だから子供たちも代わるって。

 

【山下】ああ地元のね。なるほどね。という事で、今月はこの12本と……。

 

【谷】12本ですね。11作品12本という事でした。

 

【山下】はい。という事でありましたけど。今月は10月でこのあと緊急事態宣言が月末に明けたんですが、11月は、もうさらに谷さんもエンジンがかかっているんですよね?

 

【谷】そうですねえ。ちょっと困った事に、今のところ18本。

 

【山下】18本観ようとしている。11月。

 

【谷】取っちゃってるんで……どうしようかなと。

 

【山下】それは行かないとね? 取ったら。

 

【谷】ええ……行かないとなんですけど。

 

【山下】もったいないから。

 

【谷】もう大変ですよ。12月も良い作品がいろいろありますんで。

 

【山下】じゃあもう、お酒を断ってですね。演劇に集中すると。

 

【谷】まあ……と言ってもね、やっぱり店が開いたんでお酒も飲みたい。

 

【山下】そうですね。

 

【谷】ええ。「I want to drink」っていう。

 

【山下】ああ、新自由主義にまみれた人ですね。

 

【谷】はい。

 

【山下】っていう事で、新自由主義にまみれた2人がお届けしましたが、

2021年10月の谷さんの観劇日記です。

 

【谷】はい。

 

【山下】という事で、これで終わりますが、また来月もやりますのでまた聴いて下さい。

 

【谷】はい、よろしくお願いします。

 

【山下】はいじゃあ皆さんさようなら。

 

【谷】さよなら、どうも。

 

 テキスト起こし@ブラインドライターズ
 (http://blindwriters.co.jp/


担当:にゃんごろ(ペンネーム)

 

この度はご依頼をいただきありがとうございました。

小劇場の舞台のお話、大変興味深かったです。

最初、『ぽに』と聞いた時、聞き覚えの無い言葉だったので、聞き間違えをしてしまったのでは?と思い、検索をかけて初めてこのような作品があったのだという事を知りました。内容もとても興味深く、そして加藤拓也さんが私と同年代だったので、同年代の方がどのような作品を作り、世に送り出しているのかとても興味が湧きました。

『夕鶴』に関しましては、私は恥ずかしながらオペラを鑑賞した事がなく、お二人のお話にとても関心を持ちました。「荘厳」、身体で音を全体で感じるとは、どのような体験ができるのでしょう。調べ物をした際、新国立劇場のHPにて『夕鶴』の旧作品の方でしたが、歌の音声データがございましたので、聴かせていただきました。この素晴らしい歌声をオペラハウスで聴いたらどのような感じになるのだろうと思うと、是非いつかオペラを鑑賞させていただきたいなと思いました。

素敵なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

 

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