ルールが多い
日本を離れて暮らしてみると、以前は気づかなかった日本のいいところが沢山見えてきます。おかげで以前より日本が大好きになる海外在住の人は結構多く、私もその一人です。ご飯は美味しいし、なんでも安いし、道端にゴミ一つ落ちてない(寝れるレベル)。コンビニなんてワクワクの塊です。
しかし逆に、海外在住が長くなるにつれてだんだん辛くなる点も私にはあります。それは日本にはルールが多いところ。
一番わかりやすいのは学校の校則。スカートの丈が決められている理由がわからない。髪の毛の長さが決められている理由がわからない。黒くなければならない理由がわからない。そしてナゼという問いに納得のいく答えはない。結局は管理をする大人が楽だから。
昨日、たまたま発達障害児のサポートをするというブログを読んでギョッとしたのですが、その内容は「ルールを守ろう」でした。「ルールは勝手に変えてはいけない」「ルールはみんなで同じ行動をするために作られている」ルール、ルール、ルール。ほぼ全ての文章にルールという言葉が入っていました。ルールで問題が解決するなら発達障害児も不登校児童もこの世にはいないだろ。
ただ日本の素晴らしさは、ルールありきのところもあるので難しいです。不条理なルールはサヨナラしていきたいところですが。
しかし、どうやらイーロン・マスクに言わせるとそれも甘いみたいです。
先日、ウォルター・アイザックソンの書いた「イーロン・マスク」を読んだのですが、衝撃の一言を見つけました。彼のビジネスはありとあらゆるルールを無視してここまで成長しているのですが、彼曰く、
↓↓↓↓↓(翻訳)
物理学の法則によって定められたものだけが唯一のルールです。それ以外のすべては推奨事項です。
↑↑↑↑↑(翻訳終わり)
りんごは木から落ちる。それは変えられない物理的なこの世のルール。つまり、その変えられない事実だけがルールであり、それ以外はただのオススメってことらしい。
すごいなイーロン。
個人的にイーロンのやることは好きではないのですが、この意気込みは見習いたいなと思いました。人生が5倍くらい楽しくなりそう。笑
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