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情熱的な先生が集まりやすい学校の特徴、その2

いい学校を選ぶヒントについて、↓の記事で書きました。

私たちが学校選びでチェックを入れるのは、大概において施設の充実度、カリキュラム、理念、授業料はいくらか、ロケーション。そのあたりがメインだと思います。

なんですが、キーなんだけど見逃しやすいポイントに「先生」があると思っています。

施設がどんなに充実していても、カリキュラムがどんなに素晴らしくても、先生が最悪だったらいい学校生活を送るのは難しい。それだけ先生は大きな要素なんです。

もちろん担任は選べません。私たちにはそこまでコントロールはありません。なのですが、情熱的な先生が集まりやすい学校というのはあり、そこを狙うことは私たちにもできます。

私の体験から「スタッフ・トレーニングの多い学校は、向上心の高い情熱的な先生が多い」という話を上の記事で書きました。それも年に1回2回の研修なんて話じゃなくて、毎週毎週、継続的に学び続ける話です。欲を言えばそのトレーニングの時間も勤務時間内であるとハッピーな先生が多い可能性が高いですが、そこま調べるのはさすがに難しい笑。

そして、その点以外にも「情熱的な先生が集まりやすい学校」というのがあるのですが、それはディレクター・校長です。

教育に情熱があるのはもちろんですが、先生という仕事を理解し、常に先生のサイドを持ち(先生側に立って守ってくれる存在)、意見に耳を傾け、それでいて皆んなを引っ張るリーダーシップがある人(いるんですよ、そういう人)。そんな人がディレクターとして君臨している学校には、不思議といい先生が集まってくる傾向でした。人望に人が集まるんでしょうね。

先生という仕事を理解しているディレクターはマストです。つまり過去に先生であった人。または先生ではなくても、現場にいた人。そうでないと会話が成立しないケースが多く、スタッフの信頼を得るのが難しいです。

そして先生の側に立ってくれるディレクターの存在は、働く側からすると絶対的な安心感を与えてくれます。何かあっても味方になってくれる存在。そんな安心感があるからこそ、先生たちは教育の冒険ができるのだよ・・・

そしてスタッフの意見に耳を傾けてくれるディレクター。私の今の学校のディレクターもその一人ですが、定期的にスタッフから「何が機能していて、何が機能していない?」とみっちりミーティングをして声を拾ってくれます。そしてちゃんと改善をしてくれる。すると働く環境は常に向上しますからありがたい限りなんです。ちなみに今の学校は過去のどの学校より働きやすく、体力が続く限り働きたいと思う私がいます。

最後にリーダーシップ。カリスマ性にも近いかも。そんなディレクターを3人知っています。そのうちの一人はモンテッソーリ・プリスクールのディレクターで、私が働きながら長男次男は園児として通った家族ぐるみでお世話になった所でした。そのディレクターはカリスマ性が最強な60代の女性で、一度、彼女とミーティングを終えた私の夫は「あなたに付いていきます」と思ったそうです笑。彼女のモンテッソーリ教育に対する姿勢や、そのカリスマ性(スピーチが抜群にうまかった)はまるでマグネットのようで、パッションのある若い先生や経験の長いベテラン先生まで、いろんなタイプの人を引き寄せていましたね・・・ 私が息子たちを通わせたくなるくらいの素敵な学校だったもんな。


というわけで「素晴らしいディレクターのいる学校には、情熱的な先生が集まる傾向がある」というお話でした。

いいディレクターの存在、本当にキモですよ。肝!


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