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おもりの付いたベストはお仕置きではありませんでした

インクルーシブ学級で働き始めたとき、世の中には多くの発達障害児サポート・グッズがあることを初めて知りました。悩みの一つ一つにアイテムがあるんじゃないかってくらいバラエティに富んでいて、まだ幼かった長男(ADHDっ子)を育てていた私には目から鱗でした。

その中でも衝撃を受けたのはウエイト・ベスト(weighted vest)。体を落ち着かせるのが難しかった生徒がいたのですが、彼はそのベストを着て朝の会に参加していました。

一見、誤解を受けそうなアイテムではあります。おもりの付いたベストを着せて子どもを椅子に座らせるのは、微妙にお仕置きのようなイメージ。

ところが実際は全然違いました。

このウエイト・ベストは自閉症やADHD、感覚処理障害を持つ子どもたちの自己調整に役立つグッズなのですが、体に均等な圧力をかけることで

・体を落ち着かせる
・集中力を上げる
・安心感を与える
・睡眠の質を上げる

などの効果があるということ。なぜかという部分を学校で教わったのですが、proprioception(プロプリオセプション)を刺激するからだと。具体的に何がどうなのかわからないのですが、その言葉は学んだ!笑

ウエイト・ベストはこんな感じです。一見するとわからないのですが・・・

内側を見るとおもりがたくさんポケットに入っています。

これ↑は釣りのおっさんが着るようなベストですが、もう少しファッションを意識したイイ感じのベストもあります。

内側はおもり。普通のベストにしか見えないですよね。

ふわふわ好きの子どもにはこんなのもいいですね。

手作りアイテムを売るマーケットサイトEtsyでも、手作りの可愛らしいウエイト・ベストをいくつか見かけました。Weighted vest で検索をかけると色々と出てきます。

今の学校でもウエイト・ベストを使っている生徒はいます。しかし、どちらかというとベストよりもウエイト・ブランケット(weighted blanket)の方が人気が高いです。ベストは歩き回れて便利なのですが、ウエイトが上半身に限られます(座ると足に重みが感じられない)。その分ブランケットは横になれば全身に重みがかかるので、マックスな効果を感じられるのかも。

その昔、我が家でも子供用サイズのウエイト・ブランケットを買ったのですが、これが大正解。ADHDあるない関係なく、次男も長男も気に入りヘビロテ。大人用のサイズに買い替えて今でも使っています。

こんな感じです。一見は普通のブランケット。でも重い。

重さはバリエーションがあって選べます。うちのは結構重く、ウエイト・ブランケットを片付けるのが私は嫌いです。マジで重い。

そしてこのウエイト・シリーズで今日初めて見たものがあります。それはウエイト・キャップ。

これと全く同じものを見たのですが、キャップの下の部分に帯状にウエイトが入っていました。それほど重くはないのですが、首に負担をかけないためにはちょうどいいのかもしれません。キャップは学校ではほとんど被りませんが(被っても問題ないが被る人がいない)、家庭用にいいかと思います。

以上のアイテムはアメリカのアマゾンでほとんど手に入ります。気になる方はチェックしてみてください。支援グッズを見てみるだけでも楽しいです。



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