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DIRフロアタイムの人口ってどんな感じだろう

ABA以外の選択肢としてアメリカでDIRフロアタイムの人気がじわじわ高まっている話を書きました。とは言ってもあくまでも私の体感です。利用者数の推移がデータで出ているとわかりやすいですよね。その辺は私も知りたかったのでネットで探してみたのですが、なかなか具体的な数字は見つかりませんでした。なので皆さんの参考までに、フロアタイム人口増えてきているんじゃないの?の体感がどこからきているのかを書いてみます。

まず私の働くフロアタイムの学校は2000年代の中盤にとても小さいサイズでスタートしています。聞いた話では確か2クラスくらいだったような気が。そこから入学希望者は年々増していき、今では18クラスあります。それでもニーズは後が絶たず、2校目がもうすぐ開校する予定です。

もう一つ聞いた話によると、パンデミックあたりからさらにフロアタイムへの関心が加速したそうです。このDIRフロアタイムはオンラインでコースが受講でき、親もセラピストも世界中どこにいても勉強できるようになっているのですが、その便利性に加え、パンデミックで必然的に家で家族と過ごす時間が増え、障害のあるなしに関わらず子育てへの見直しや関心が高まったんじゃないかと。この最後のは私の勝手な見解ですが!

おまけでもう一つ書くと、毎年フロアタイムのカンファレンスがアメリカであります。詳しくいうと年に2回で、春が会場で、秋はオンラインです。その春にあるカンファレンスに去年初めて参加して知ったのですが、会場のサイズが年々大きくなっているそうです。つまり参加者が増えてきている。次回もまた大きくなると言っていたので、どれだけサイズUPしたかをまた報告しますね。

順番が完全に逆になってしまいましたが、次回はDIRフロアタイムとは一体なんなのかを書いてみようと思います。

オンラインコースに興味のある方はICDLのウェブサイトに行くとコースがずらりと載っているのでチェックしてみてください。コースを受講しなくてもフロアタイムとは何かについてぎっしり情報が載っています。サイトの右上に「Parents/親」「Professionals/プロフェッショナル」とタブがあるのでそこからスタートすると分かりやすいかも。ただ一つ難点があるとすれば、全て英語です・・・ ですが! 今の時代、翻訳はツールを使えばサクッとできるので諦めないでぜひ読んでほしいです。私のおすすめはChatGPTに訳してもらうことですが、Google TranslateやDeepLなど自分に合うツールを色々と探してみてください。

DIRフロアタイム
The International Council on Development and Learning, Inc. (ICDL)
(ICDLはアメリカの非営利の組織でフロアタイムの推進やトレーニングプログラムなどを行なっています)

翻訳ツール
ChatGPT(実際には翻訳ツールではないですが翻訳にも使っています)
Google Translate(普通に使いやすいです)
DeepL(ちょっと前まで一番よく利用していましたが最近はchatGPT)


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