【仕事全般】「自称:仕事ができる」人と他人から「仕事ができる」と言われる人は違う
転職が一般的になり、
私自身も私の友人も転職を何度か経験する
というのが当たり前になってきました。
今回は『本当に仕事ができる人』とはどういう人なのか、についてまとめていきます。
・自分で自分のことを「仕事ができる」と思っている人
・自分は能力やスキルが高いと思っている人
・環境を変えれば自分はもっと活躍できると思っている人
・上司が自分を生かし切れていないだけだと思っている人
そんな方に読んでいただきたい。
(恥ずかしながら、全部私が独立前に思っていたことです(;^_^A)
記事作成きっかけ
今年、私は営業職のフリーランスとして
自信満々に独立したんですが、
案件先で言われました
「堀さんはまだ雇われ脳だよね。自分の時給分の価値提供ができていない。」
結構グサッときますよね(笑)
そんな訳で「仕事できるようになってやる!いつか見返したろ!」
と思ってこの記事を書き始めた訳です。
これは今の自分に向けて書く手紙みたいなもの。
1・『仕事ができる人』の落とし穴
そもそも「仕事ができる」って相対評価なんです。
自分自身で「仕事ができます」「能力が高いです」「スキルが高いです」
なんてアピールしてたら逆にアホです。
私はめっちゃしてました、恥ずかしい笑
なんなら会社員のころは
「上司が私の能力を上手く使えないから自分は成績が上がってないんだ」
とさえ思っていました。
なんたるトップ・オブ・ザ・他責☆w
他人から
「君は仕事が早いね」
「〇〇さんってなんでこんなに仕事できるんですか?」
って言われて初めて「仕事ができる人」なんです。
1人や2人じゃないですよ。
会社を変えても尚複数人に言われてこそ、
真の『仕事できる人』です。
人材エージェントの友人が言ってました。
「私は仕事ができるのでステップアップした転職がしたいです!」
って言っている人の9割は勘違いだそうです。
2・『仕事ができる人』とは
仕事ができる人=期待される成果から逆算してセンターピンに集中できる人
これに尽きます。
仕事ができる人は、
・自分が何を期待されていて
・何をすればいいか
・何をしないべきか
を瞬時に把握し優先順位をつけて仕事をします。
必要な仕事にだけ集中し、
自分がやらなくてもいい仕事や重要度が低い仕事は人に任せます。
これが仕事ができる人です。
「誰よりも早く出社し、誰よりも残業している!」
「アポを1番取ってる!」
「スキルや資格をたくさん持ってる!」
上記は大事なことではありますが、
期待された成果を出していないと
逆に仕事ができない人認定されてしまうのでアピールにも注意が必要ですね。
3・『仕事ができる人』の特徴
仕事ができる人の特徴を3点挙げます。
①やらないことを決める
②時間とコストに対する感覚が鋭い
③動きながら考える
1つ1つ説明していきます。
①やらないことを決める
サッカーを思い浮かべてください。
サッカーは制限時間内に多くの得点を取ったチームが勝利となりますよね。
仕事も同じです。
9時~18時という勤務時間内で最大限の成果を上げるから評価されるんです。
時間もお金もモチベーションだって、
使えるリソースは全員限られています。
その中であれもこれも手を付けて、自分の気になること全部やっていては
良い成果物は上がりませんよね。
自分が今任されている仕事は何を期待されていて
なんで自分なのか
そこを考えて、期待されていることを正しく把握して
その期待を超える成果を出し続けるんです。
そのために重要で決定的な4%を見極めて
そこにリソースすべてを全力投球します。
成果を上げるのに必要なセンターピンを倒すこと
これだけに集中し、他は無視です。やらない。
「これゆくゆく必要そうだよな~」
「あ、これやっておきたいかも」
要らん要らん!
もう一度言う。
自分が期待されていることはなんだ?
その期待を超える成果ってなんだ?
その成果を上げるのに重要で決定的な4%ってなんだ?
やるのはこれだけ。あとの96%やらないって決めるの!
②時間とコストに対する感覚が鋭い
時間がもっとあれば…
予算がもっとかけられれば…
人手があれば…
いや、そんなん当たり前やで!!!
(熱が入ってきました、少々お付き合いください笑)
時間もコストもかけて質の高い成果物を上げるのは当たり前です。
時間をかけたから、努力したから
そんなアピールは要りません。逆効果です。
経営者や幹部陣が大事にしていることは
どれだけ低コストで質の高い成果を上げるか
ということです。
会社はあなたの時間に投資しているのです。
分かりますか?
無駄な努力はやめましょう。
努力してるよアピール、やめましょう。
頑張ってる=偉いね~
って褒められるのは子どもだけです。
大人だったら
偉いね~=最低予算・最小工数・最短時間で期待される成果をあげた!
ってことです。
子どものままでいるのか、大人になるのか、
時間と工数とコストにどれだけ敏感になるかでだいぶ変わってきます。
③動きながら考える
準備は大事よ。
大事なんだけど、時間かけすぎです。
いつやるんですか!!
『仕事ができる人』は準備はサッと済ませて
すぐ取り掛かっていますよ!
動いてみないと真の問題や課題は見つかりません。
心理学の有名な調査で、
人間の心配事の9割は起きないとされているんです。
なんか起きたら、その時考えてすぐに修正すればいい。
全部予見できる占い師だったら準備に時間を十分かければいいですが、
予見できないことが絶対起こるから!
その時、準備してないからって対処できない!みたいになるでしょ!!
動いてみないと分かりません。
さっさと動いて瞬時に修正するのです。
それが『仕事ができる人』のスピードです。
4・まとめ
いかがでしたか?
もはや自分に喝を入れる手紙として書きましたが、
当てはまる人、結構いるんじゃないかなと思います。
褒めてほしいって欲求はみんなあります。
どんな大物でも、どんなに成功している人でも。
ただ褒めてほしいからって無駄な努力やアピールはもうやめましょう。
私たちはもう立派な大人です。
『仕事ができる人』って上司にも案件先にも世の中にも
認めさせてやりましょう。
それがこの褒めてほしい欲を満たす方法なんです。
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