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「クラスライブラリ」と「パッケージ」について 職業訓練31日目

目次

「クラスライブラリ」とは?

「クラスライブラリ」はなぜ必要?

「クラスライブラリ」から提供される代表的なクラス

「パッケージ」とは?

「パッケージ」の作り方

「エクスポート」と「インポート」

「クラスライブラリ」とは?

「クラスライブラリ」とはJavaの標準的な開発環境であるJDKによく使われる機能をまとめたクラスの集まりが最初からついてきます。このJDKに最初から入っているよく使う機能を持ったクラスの集まりを「クラスライブラリ」と言います。

「クラスライブラリ」はなぜ必要?

基本的にプログラミングとはクラスの設計(クラスを宣言)、オブジェクトを生成し、インスタンス変数、インスタンスメソッドを使います。あるいはクラス変数、クラスメソッドを使うためにソースコードを入力して行きます。

しかしすでに使用できるクラスが存在するのであれば、わざわざ一からソースコードを入力して行く必要はないのです。つまりクラスの設計を省略することができるのです。

「クラスライブラリ」から提供される代表的なクラス

・IOException ・BufferedReader ・InputStreamReader ・System

・String ・Integer などです。

「パッケージ」とは?

大規模なプログラムを開発する上で、他の人が設計したクラスを利用することがあります。そのため同じ名前のクラスが存在してしまうこともあります。このような場合にJavaではパッケージという仕組みを利用してクラス名を区別します。クラスをファイルと考えた場合、パッケージをフォルダと考えるとイメージしやすいかもしれません。

「パッケージ」の作り方

構文は以下のようになります。

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package パッケージ名

class クラス名

----------------------------------------

↑のようにパッケージ名を決めてから、クラス宣言をすることで、どのパッケージのクラスなのかを確認することができます。

またこのようにソースコード入力するだけでなく、eclipseの機能を使えばクラスを作る際にクラス名と一緒にパッケージ名も入力することができます。

「エクスポート」と「インポート」

・エクスポートとは作成したクラスを外部に保存することを言います。ツールバーの「ファイル」→「エクスポート」→「保存場所と名前を決めて保存」以上の手順です。JDKに最初から入っていないけど、よく使うクラスはこのように保存することでいつでも使えるようになります。

・インポートとはエクスポートされた外部のクラスを作成しているプログラムに取り込むことです。「ファイル」→「インポート」→「インポートしたいものを選択」これで取り込むことができます。

実際にこのクラスを使用するにはソースコードを入力する必要があります。構文は以下のようになります。

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import パッケージ名 class クラス名;

----------------------------------------------------------------------------

これで外部の取り込んだクラスもパッケージの仕組みを使って利用することができるようになりました。

今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。



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