「GUIの基本」と「初期設定」 職業訓練37日目
GUIとは?
「GUI」とはグラフィックユーザーインターフェースの略です。「GUI」を説明する上で一緒に「CUI」(キャラクターユーザーインタフェース)を説明させてもらいます。そのほうがイメージもしやすいかと思います。そしてそもそもユーザーインタフェースとは?というところから説明します。
・ユーザーインタフェース
ユーザーフェースとはパソコンを使用する人と、コンピューターの境界を意味します。人はマウスやキーボードを使いコンピュータに情報を入力します。ここでいうマウス、キーボードがユーザーインタフェースです。その逆の出力はというと。コンピュータが入力された情報をもとに処理した結果をディスプレイに映し出します。この場合はディスプレイがユーザーインタフェースです。
・CUI(キャレクターユーザーインターフェース)
ここで言うキャラクターとは文字のことです。つまり文字を入出力することで、コンピュータで処理をします。一つのファイルを開くにしても、ファイルの保存場所を入力し、ファイルを開くコマンドを入力する必要があります。コマンドプロンプトで行う処理はCUIということになります。
・GUI(グラフィックユーザーインタフェース)
CUIと違って、私たちは普段ファイルを開く際にコマンドを入力することはありません。ファイルのアイコンをダブルクリックしてファイルを開きます。これがGUIです。アイコンをダブルクリックすればファイルが開けるというように、直感的に操作を行うことが出来ます。
GUIライブラリ
以前Javaの講義でもやりましたが、GUIに基本的な構成が元から入っている「GUIライブラリ」があります。
Javaではライブラリを「パッケージ」という機構を使って提供しています。代表的なパッケージを4つご紹介します。
⑴AWT
古いパッケージで、OSによって表示が異なり実行速度も遅い。
⑵Swing
AWTの改善版、どのOSでも同じ表示、速度も早い。一つ欠点があるとすればAWTの機能を利用しているため、完全に独立したパッケージではない。つまりAWTクラスを使う必要がある。
⑶SMT
IBMが開発したパッケージ。高性能ではあるが初期設定が面倒でマイナー。
⑷JavaFX
この中で一番新しく、一番メジャー。とりあえずこれを使っとけば問題ない。SceneBuilderをインストールします。
eclipseへのプラグイン
上記の4つの中からインストールをしたらeclipseで使えるようにe(fx)clipseプラグインをインストールします。方法は以下のようになります。
⑴メニューバー→ヘルプ→新規ソフトウェアのインストールみ
⑵フィルターの入力のテキストボックスに「e(fx)」と入力
⑶表示されたリストのIDEにチェック→次へ
⑷インストールの詳細が表示されるので確認して次へ
⑸「使用条件に同意します」を選択し「完了」
e(fx)clipseの設定
⑴メニューバー→ウィンドウ→設定
⑵JavaFXを選択
⑶「SceneBuilder実行可能ファイル」横の参照ボタンをクリック
⑷ceneBuilderがインストールされたフォルダを開きSceneBuilder.exeを選択
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SceneBuilderをインストールして、eclipseで動かすためのプラグインツールをインストールする。そしてeclipseに入れるという流れでした。
軽く触ってみましたが、HTMLLやCSSでやってるようなコードがパッケージ化されています。凝らないデザインならGUIで十分そうです。
それでは今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。
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