「正規化」と「MariaDBの基本操作」 職業訓練44日目
目次
正規化とは?
関係従属と推移関係従属
正規化の手順
MariaDBとは?
MAriaDBを起動、終了する
MariaDBの基本操作まとめ
正規化とは?
データベースで情報を得るためにはデータを2次元の表形式で格納する必要があります。そのデータを効率良く利用するために行う表の分割作業を「正規化」と言います。分割した表と表の関連性を保つことと、重複するデータをなくすことがポイントです。
関数従属と推移関数従属
・関係従属
社員名簿を作るとします。この社員名簿は、社員番号(X)と社員氏名(Y)のデータを取り扱うとします。
社員番号(X)|社員氏名(Y)|
101| 佐藤一郎 |
102| 山田二郎 |
103| 佐藤一郎 |
エクセルの画像の入れ方わからないのでこんな表ですみません。
この場合社員番号と社員氏名が関係従属です。要するにXが分かればYが分かるということです。
またこの場合には逆のパターンは関係従属ではありません。YがわかってもXが分からないからです。佐藤一郎という同姓同名がいるのでどっちの社員番号なのかしることはできないからです。
・推移関係従属
今回は汚い表は割愛させてもらいます。推移関係従属に近い考え方として、三段論法があります。X=Y、Y=Zとなる場合のXとZの関係が推移関係従属になります。
正規化の手順
正規化の手順を説明する上でまずは4種類のキーの説明から始めます。
・候補キー→表の中の1行を特定できる項目
・主キー→候補キーの中で主に使用する項目
・外部キー→表を分割した時、別表を参照するために用いる列
・複数の列でキーとなる列
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正規化は非正規形、第一、第二、第三と手順があります。画像があるとわかりやすいのですが表の入れ方がわからないので、今回は文章のみで説明します。
・非正規形
ざっくりいうと全ての項目を一つの表にすることです。
・第一正規化
非正規系の表で繰り返し使われている項目を別表に分割する作業です。
・第二正規化
第一正規化で分割した表の中で複合キーを持つものに対して行います複合キーと関係従属するデータ項目を分割する作業です。
・第三正規化
第二正規化した表の中で、主キーに関係従属する項目かつ主キーと推移関係従属する項目を分割する作業です。
----------------------------------------------------------------------------恐らくテキストだけだとわかりづらいと思います。後日表もアップロードできるように調べておきます。
MariaDBとは?
MariaDBはMySQLから派生したデータベースを構築するソフトウェアです。そもそもMySQLとはwebサーバーのバックエンドとして広く使用されるRDBMS(リレーショナルデータベースマネジメントシステム)
MariaDBを起動、終了する
MariaDBはコマンドプロンプトで操作を行います。アイコンをクリックするとまずコマンドプロンプトでパスワードを求められます。インストール時に設定したパスワードを入力してください。
終了する際はexitと入力するだけです。それでサインアウトはできているので、通常のコマンドプロンプト同様に使うことができます。ウィンドウを閉じる操作をするだけです。ぶっちゃけ最初から罰でもOKです。
MariaDBの基本コマンドまとめ
・helpコマンド→help
コマンドのヘルプを表示します。
・quitコマンド→quit
コマンドの終了。exitでもOK。
・useコマンド→use データベース名(MySQLなど)
他のデータベースに変更します。
・statusコマンド→status
データベースの情報を取得。
・showコマンド→show オブジェクト
各種メタデータを取得。
使用例
show databases→サーバー内のデータベースの一覧を表示
show tables→データベース内のテーブルの一覧を表示
show columns from (til name)→テーブルの列の一覧を表示
help show→showコマンドの使い方の表示
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今日は以上です。お疲れ様でした。
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