見出し画像

コミュニケーション能力とは「 相手を思いやる力 」のこと

アゲリシャスな人生にしたい!
どーもこんにちは!プロディレクターゼスプリ(@zes_kiui)です。

就職活動や、転職活動をしているとき、コミュニケーション能力という言葉をよく聞きますよね。

新卒の子から、社会人○年目の人にまで、「コミュニケーション能力」を求められているということは、このスキル、社会人にとってめちゃくちゃ大事なスキルだってことがわかります。

では、このコミュニケーション能力の定義が何かを質問して見ると、大抵の人は「どんな人とでも気軽に会話ができる力」と答えると思います。

この答えも正しいとは思うのですが、僕は「 気軽に会話できる力 」よりも「 相手を思いやる力 」がコミュニケーション能力の本当の定義なのではないかと考えています。

今日は、そんなコミュニケーション能力について、ゼスプリ流の定義をまとめていきます。

・コミュニケーションは誰しもが行える行為

僕がコミュニケーション能力を「 気軽に会話できる力 」ではなく、「 相手を思いやる力 」と定義するのには理由があります。

まず、「 気軽に会話できる力 」っていうのは、大抵の人には備わっているはずだからです。例えば、初対面の人といきなり雑談を始めることは、普通は難しいですよね?

「おはようございます」や「こんにちは」など、まずは「挨拶」から始めるのが普通だと思います。

お互いに会話をする気があれば、
「おはようございます!いい天気ですね」と挨拶すれば…
「そうですね、今日は気持ちが良いですね。どこかに散歩でも行きたいもんです」
「あ、この近くオススメの公園があるんですよ!…」
といった会話が自然と続いていくわけです。

このときに大切なのが、お互いに会話をする気があればという部分です。

・相手を思いやる能力が大切

会話というのは、片方の人がいくら口上手でも、もう片方の人が話す気がなければ、止まってしまうものです。
要するに、話しかけてきた相手に対し、「めんどくさい」と思うのではなく、「あ、この人話しかけてきた、待ち時間2人きりだから気まずいんだな…よし話そう」という、相手の考えを理解することが大切なのです。

初対面の話を例に出しましたが、普段の会話でも大切なことです。
これを言うと相手は傷ついちゃうから少し柔らかめなニュアンスを使おう、とか、この人はこういったことを考えているから、この情報を提供してあげようとか、相手の考えていることを理解し、接してあげることがとても大切なのです。

人って、それぞれ育ってきた環境も違うので、考えている内容も違うし、話の軸も異なります。
よく、相手のことを理解できないという話を聞きますが、そんなのは当たり前で、それを理解した上で接することが、コミュニケーション能力なのです。

・ディレクターにはコミュニケーション能力が大切

ディレクターは、デザイナーやエンジニアとクライアントや営業の間に挟まれてしまう立場です。

営業からの無茶苦茶な指示を現場にそのまま伝えても、「事件は会議室で起きているんじゃない現場で起きているんだ」という、例の映画のセリフと同じ様な言葉が帰ってきて、反発されてしまうのが落ちです。

ディレクションする上で大切なのは、両者の仕事内容を理解した上で、最善の方法を考えること。
営業から無茶な依頼をされた際に、それは本当にやったほうが良いのか(売上が一時的に上がることなのか、それをやることで今後にも影響があるのか)だったり、現場で断られる内容は、なんでできないのか(工数がかかってめんどくさいから、リスクが大きすぎるから)など、そういった部分を理解した上で、どの様な方針にしてくのかを考えるだけで、完全に理解を得られなかったとしても、ある程度の理解を得ることは可能です。

互いのバックボーンにどんなことを抱えているのか、そこを察した上で会話をしてく、これがコミュニケーション能力だと私は思います。

・まとめ

コミュニケーション能力でよく定義されている、「会話力」は誰でも備えられていることで、会話した先の「相手を思いやること」こそがコミュニケーション能力の定義だと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?