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PLA/ABS/PETG/PLUの接着(随時更新)

この記事はアクセス数が多いです。
内容が薄くてがっかりした人もいたかもしれません。
時間をかけて深堀&随時更新することにします。
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今までとは違う接着剤を使ってみたので書いてみます。
題材はこちら。

これを印刷すると足とヨガマットのところがはめ込めるように穴が開いてますが、微妙に合わなかったりしてうまくはまりません。右端の戦士のポーズ2は首のところが斜めに刺さるのでやはりゆるい。

こんなときは無理に調整しないで、接着剤でくっつけたほうがよいです。

画像1

試した接着剤は、まずはこの2種。
1つめはアクリサンデー

かなりくっつくけど、水っぽくて塗るのが難しい。専用のスポイトがついてるけど使いづらい。そして恐ろしく揮発が速い。ちょっとしか使った記憶がないのに1本空になってしまった。しかも人体に有害ななにかが出てるんだってさ。
右はABS用のセメダイン。PLAもいけるらしい。ってネットに書いてあった。

https://www.cemedine.co.jp/cemedine_reports/3dFDM.html

PLAとABSはくっつくみたいなんだけど、PETGは記載がない。試すしかないかな。安いし粘度があるのでできればこちらにシフトしたいところ。

さて、印刷+接着してみました。
こちらは白いPLA。Snapmaker2で出力した。どうもFlowが足らん気がするがそれはおいといて、セメダインでくっついた。

画像2

アクリサンデーは接着した瞬間にぬるっとすべったかと思うと直後にはガチっとくっついててるのでずれを補正する暇がない。セメダインだと多少は待ち時間があるのでその間に直せば良いです。木工ボンドと同じようなもんだね。

お次はPETG 3ピース構造のフィラメントリールの芯です。大理石風フィラメントなんですが微妙な質感です。Ender3 #0.5mm です。
最初は全然接着しない!!!と、思ったけど少し待ったらくっついたようにみえた。

画像3

接着するときはこんな感じで固定具を使いましょう。圧着する位置をセンターに、垂直方向への向きを維持しつつ少しづつ押さえます。あんまり強くやれと余計な力がかかってずれる。
圧着することでボンドのツキはまったく違います。

画像4

それなりにくっついたように見えましたが、後日ちょっと力を加えたらぽろっとはずれました。
どちらの接着剤も溶かしてくっつけるタイプみたいですがPETGには不向きです。

その後
セメダイン社にPETGとTPU向けに何が良いかを問い合わせてみたところ、UT110を勧められました。PETGのみ試してみました。
チューブ内の色は半透明の白で粘度があって流れたりしません。溶着ではありません。若干ですが弾性があるとのことなので衝撃に強いです。
表面処理(やする)が必要で効果時間が24h ですが、がっちりくっついてました。瞬間接着剤的な使い方をしなくてよいなら使いやすいほうだと思います。

おれはTPUとABSはまだ試したことがないんです。
(実はフィラメントを持ってなかったので印刷もしたことがない)
昨日、購入したので後日試してみたいとおもいます。

この他の情報としては、以下がありますが未確認です。
・光 アクリル接着剤(ABN-1)
 →アクリサンデーと同等でこっちのほうが安い
・UT110 より スーパーXがよいらしい



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