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X5SA Proの吐出不足を改善する その2

むむ、前回の記事から2週間が過ぎておりました。
しぶとくやってます。かなりめんどくさいことになってます。
なぜ懲りずにやってるのかというと、何事にも「最後まで」やりきることにしているから。完璧主義ではありませんが相応の結末を迎えたい。

子供の頃、いろんなモノを分解してました。
必ずといっていいほどネジが余る。そして動かなくなる。
父親には叱られはしないものの「ものにならんなぁ」と、言われてました。未だにそういう性向を持ってる気がします。
でも、それは途中でやめてしまった場合のこと。
最後までやればなんとかなるというのを身をもって知ったのが、木工を始めてからのような気がする。noteの記事はおれの成長の記録なのであります。
最後までやり切ろう!

さて前回は2通りの手段がありました。
1つ目はバイメタルヒートブレイクだけを交換。
これは届いた商品の長さが足りなくて交換できませんでした。
もうちょっと下調べしないとダメですなぁ。
2つ目はホットエンドまるごと交換です。こっちを進めます。

こいつをなんとかしてX5SA+Orbiter v1.5 に装着したい。
そのまま使うと他のパーツとくっつかないので、概形を生かしつつマウント部分を自作することにしました。

3DSWAY e3d V6 Hotend Kit All Metal

まずは上半分!(Aパーツ

絶妙な寸法です!

次に、下半分!(Cパーツ

固定のためのネジ穴を掘ります。地味に面倒です。

Cパーツはネジ穴をあけたら折れてしまった。

このためにタップも買い足しました。

小物で使うには、M2.6 ,M3 ,M4 ,M5 があればだいたい事足ります。
念のためM2も買った。
金属用は 3段階でねじ切るようになってるけど、プラスチックは1回でOKです。
M2.6 はちょっとシビアです。PLAでも失敗しやすい。
PETGは柔らかいから無理かも。

M3 x 0.5 のネジ山

はめ合わせはばっちりよ!(何回も作り直した)

ところどころに隙間が空いてるのはなぜだろう

さぁ、空中で合体だ。Aパーツ投下!準備はよくって?
合体ロボ世代にはたまりませんなぁ。浪漫だ。

おれには RX-78 ガンダムのように見える

がった~~~~い!

青い悪魔だ!

やっとここまでできました。
Cパーツ(下の部品)の正面部分にはZプローブのセンサーが付きます。
ネジ穴をあけようとしたら壊れてしまいました。
弱いので改良しよう。

ガンダムで言うところのCパーツ

この形状でしっかりと印刷するのは、なかなかむずいのよ。
Ender3が頑張ってます。処分するはずが主力になってしまった。
なかなかいい感じでできてます。完成が楽しみですなぁ。
ちなみにこれはPLAで作った試作品です。
寸法合わせと仮装着までは印刷温度が低くて失敗が少ないPLAを使います。
最後はPC(ポリカーボネイト)で作り直します。
まだフィラメントは未開封なんだけど、ABSもまともにできていないのにうまく印刷できるんだろうか。
どうしてもうまくいかない場合はPETGでやるけども剛性が低いから使いたくないのよね。
剛性が低いと振動で揺れます。揺れるといっても、だいたい60Hz付近なので見た目には揺れてるようには見えません。揺れると印刷物の面が荒れます。
60Hzで60mm/sの速度で印刷すると 1mm 幅のムラがムラムラになっちゃうんです。

さぁ、あとは配線だー!
これもめんどくせぇ。ファンが増えてるんだけどどうしよう。
並列で2個つないでいいよね。分岐用のコネクタを作れるんだろうか。

あ、そうそう、これがもうすぐ届きます。
積層ムラを防止するための秘策です。これじゃないとダメなのよ。
これが届いたら作業を再開しよう。

GT2 24Teeth Tooth Idler Timing Pulley

まだまだ先は長いぜ。

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