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フィラメント冷却ファンのダクトを作ろう その2

前回の記事はこちら。

今日は出来上がったダクトを試してみることにします。
ほどよいサンプルをThinkgiverseで探してきました。

これは他にもサイズがあってMICROって書いてあるのが一番小さいようです。
フィラメントはこれを使います。

これは2回買いました。ソリッドの割にはツヤが控えめなのがいい。2個目のロットはたまに詰まるのが悩みどころ。ノズルを0.5mmにすれば大丈夫みたい。

Ender3 ノズル 0.5mm、積層 0.2mm で試しました。

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もう、どれがどれかわからん笑
純正品のダクトと自作と自作で速度半分を試したんですが、どれも似たり寄ったりの結果でつまんねー。
意外だったのは、後方にあるブリッジの品質がよかったこと。長いもので25mmあるのに垂れずに橋がかかってます。これが意味するのは、「25mmまでなら、蓋形状の印刷時にサポートがいらんよ」ってことなんじゃなかろうか。

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3つとも同じような感じでした。

次にX5SA Proで印刷しました。こちらはノーマルのダクトです。Ender3よりもやや開口が広いです。左:Ener3、右:X5SA Pro
どちらもノズル 0.5mm 積層 0.2 、その他も同じ設定です。

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若干ですが、X5SA Pro のほうがキレイですね。次にひっくり返して裏を見てみます。

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X5SA Proのほうは60°までそこそこキレイに印刷してます。
なんとも面白くない結果になってしまいました。
悪くなってないだけマシなんでしょうかね。

X5SA Proのほうが品質がよいということで、参考にすべきところがあるということですね。ぱっと見でも風量が多そうでした。
しかしなぁ、次はどうしたらよいのでしょう。
方向性を見失った感があります。

今回の改造の意図は↓でした。
・効率よく冷やすことで風量を下げる
・両側から噴き出すことで、形状によるムラを出さないようにする
今のところ変化してないので意味がないし、他機種のほうが更にキレイときたもんだ。

考えによっては、今のモデルをrefineすることで更によくなるのかもしんない。
今のモデルの難点は、目に見えない部分がグダグダになってても工具が入らないのでキレイにできないことです。そもそも見えんからどうなってるかわからんし。

真横から見るとこうなってます。

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なかなか際どいところですが、もうちょっとだけ攻めてみましょうかね。
肉厚をちょっと減らして、下側にも少し下げたら気道部分の容積を増やすことができます。それと内部が平滑になってないところを何とかしたい。
これは水平断面で分割で印刷して、なるべく掃除してあとから接着するしかないと思います。

ダイレクトエクストルーダー化する話はどこいったんだ~。

今日はここまで。妙案あればコメントくださいまし。

2021-05-18 追記
ちゃたろうさんによさげなダクトを紹介してもらいました。

早速ためしたところ、これがなかなかいい感じ。ちくしょー。
ノズル近くに配置され下方向に抜けるデザインです。
ノズル交換が面倒かもしんない。

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Ender3純正とX5SA純正の中間ぐらいのできでした。
左からEnder3、Thingiverse、X5SAです。

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当面はこれを使わせてもらいます♪
しかし悔しいので自作品をもっと改良しよう。

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