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モノづくりのきっかけ

2014年10月頃、友人のリノベーション住宅とかいう築年数は古いが小洒落た賃貸マンションにお邪魔したときのこと。友人はしょっぼい100均スピーカーで音楽を流してた。本人は満足してたっぽいけど、おれにはどうにもしょぼい。部屋はおしゃれなのにスピーカーの音質がしょぼすぎる。「おれが作ってやるよー!」ってのがきっかけだった。以前に交換した自分の車のスピーカーを取っておいてたのでホームセンターで板を買いノコギリでギコギコ、サイズもいい加減なのでヤスリでガリガリ、ニスをべたべた塗った。道具も揃ってないので手間もかかった。今見るとかなりショボイ。それでも100均なんかよりずっと良い音がして友人も喜んでた。タイトル写真は当時のものなんだけど肝心なショボイところが映ってない。その当時までは欲しいものは買うものと思っていたのだけど、ものができていく過程の面白さに気づいて今にいたります。特に木工は仕上げのしっとり感や段差がなくなったときの手触りがたまらない。

欲しいものは作るのである。

あれから5年経つのか。スピーカーは15セット作った。もうどれがどこにあるのか思い出せない。ちゃんと使ってくれてるんだろうか。

最近は作業場作りにハマっててモノができてない。木工好きにありがちらしい。


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