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9.[コラム]

〜陽炎の冷たさとここちよさと〜

年も越しておりました。
あらためて、年月の早さが身にしみる、
この早さは年と共に、
何気に去るような、
誰かが意図的に去っているというな、
何かを経験すればするほど、早くなっている、
そんな足跡を感じる、初春の足音を、
少し感じる、今日この頃です。



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さて、
人を信用する、
ということがどういうことか。
改めて、自分の問いかける、
そんな時期がやってきたな、
と、ふと思い耽る。
新たな価値観との出会いが、
なぜかしら増えた、
そんな感覚に陥る。
自らの物差しを、信用しすぎて、
物差しが折れてしまってないか。
何か不安に感ずることが、
多々あったな、と、ふと。
何かに、ふと思い耽る時、
自分の中で、もがき苦しんでいる時、
他の物差しを欲する時が、
多々ある。
天邪鬼で、物差しを、折ることもある。
そんな未熟な自分に、
恥と勤勉さと、真面目さと。
考えすぎる、そんなおもむろな日常を、
どこか世界観が変わったな、
そう思える自分が、
まるで国境線のような狭間にいる。


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さて、皆さんは休日はどう過ごすであろう。
私は、家でずっとじっとしているのが、
どうも苦手である。
せっかくの休み、
何か自分の中の選択肢を増やそうと、
どこかに、何か、違う空気を、
吸いたくなり、何かに引き寄せられるように、
出かけてしまう。
自分の中に、一つ謎のポリシーがある。
月一、福岡に行くという。
九州のカルチャーを吸い上げ、
アジアからも熱を感じる、そんな土地で、
何を自分が得られるのか、
そんな心持ちで、お邪魔しているのである。
今の自分を構成する趣向は、
人と人との営みを現具化できる、
そんな土地でしか得られない、
グロウの効いたビートを受け止める、
そんな音楽に囲まれ、
スパイスカレーを独自のものとして包み込み、
コーヒーは焙煎世界一まで上り詰める、
そんな謎の魅力に惹きつけられ、
立ち寄ってしまう、不思議な場所なのだ。

そんなものさしも、変えていかなければ、
そんな習慣を、もっと広い土地で、
違う場所で根付かせなければ、
そう思う、春前の暖かな雨の日だった


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さて、日に日に暖かくなり、
春めいてきた、そんな今日この頃、
春は、暖かくなると共に、なんだか、
気分や思考が、変わってくるなと、
ふと感ずる。
人間も生き物、ほのぼのと、
感ずるものを愛でたい、そんな夜です。

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