親は「子ども無料」という言葉に弱い

佐藤仁美です。

3人の子育てをしつつ、児童発達支援・放課後等デイサービスで勤務しています。

今日は【親は『子ども無料』という言葉に弱い】という話です。

6月は千葉県の県民の日があります。なので千葉県に住んでいる方は『子どもが無料』というキーワードが、たまたまGoogleの検索画面に出てきました。


今思うとまんまとGoogleのAIに乗せられたなと思います。ですが、私はマザー牧場へ行った記憶もなかったので、「行きたいな」と思い主人に相談して日曜日に行ってきました。


入場料金
大人(中学生以上)1500円
小人(4歳以上小学校6年生)800円

我が家の場合
子供6歳、4歳、1歳→800×2=1600
大人→1500×2=3,000
合計4,600円

これが本来の入場料金ですが今回のサービスを使えば2,600円です!!

2,000円もお得✨


なんて思いますが、実際は
駐車料1,000円、
食事料がレストランで6,250円
400円のアイスを3人分で1,200円
1人400する観覧車に乗って1,600円
1回200円のキラキラする石をすくうゲームを1回

12時ごろに到着して15時半まで滞在して、12,850円を使いました。


振り返ると、ずいぶん使ったな💦
と思いますが帰宅する時には、家族みんなで大満足☺️
「また、来ようね」と息子達から言われると、「また来たい」と私も感じていました。

子ども無料というキーワードで得られたもの


2,000円をサービスすれば、たった3時間半でおよそ13,000円がパーク内でお金を落とし、さらにはリピーターになる可能性も高い。

だって嫌な体験が何もなかったし「楽しかったね」とルンルンで帰ったので、この価格設定に対して不満は感じていない。しかも、千葉県内だから行きたいときにすぐに行ける距離。

まさに、損して得取れってやつですね!

いや〜勉強になりますね😁


やっぱり、親は子供に対して甘くなってしまう。せっかく来たんだから、子供が「これやりたい!」と言うものに「いいよ」と言ってあげたい。
だから、普段だったら絶対にやらせない1回200円もするクレーンゲームを体験させてあげました。
食べ物においても、カレーにすると言っていたが、目の前にすると弟が食べているお子様ランチが食べたくなって、プラスで買ってくるなんてこともします。(なので、親の分は1つ頼まないでおく)

特別な日には、お財布の紐が緩くなってしまう。それでも、不満は起きない。

子供無料のサービスをしたもの

過去には、USJのV字回復をさせた盛岡剛さんも『関西から日本を元気に』と言うスローガンで関西圏の子どもの入場料を無料にしていました。今回、私が体験したようにパーク内でお金を落としてもらう方法。

別のバージョンでは、現在キングコング西野さんが来年のミュージカルチケット料金を子ども無料にしようと動いています。

西野さんの場合は、パークとは違ってミュージカルなので、その場で落ちるお金が少ない。だから、クラウドファンディングを利用して、子供達を無料招待できるようにしています。
ですが、この子供達が数年すれば大人になって支払える人になる。未来では仕掛けたイベントにお金を落としてくれる存在。これからもっともっと大きなイベントができたり、西野さん自身が働く量を減らせるようになる。

天才だわ。

今日は、子ども無料という言葉に弱いと言う話でした。これは、損して得取れというビジネスをする時には、参考になる考えなので良い学びを体験できました。

今日も最後までありがとうございました。

佐藤仁美でした。

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