※ネタバレ注意 「エクソシスト 信じる者」 感想
遅くなりながらも見てきやした
監督が「ハロウィン」(2018)からの3作を監督した
デヴィッド・ゴードン・グリーンということです
が、かなり人間ドラマの作りが良かった感じです
、妻をなくした夫のヴィクターが、悪魔に取り憑
かれた娘アンジェラを救うために葛藤しながら
も、妻の言ったことを守るためにヴィクター的に
はグッドエンドにはなりましたが、片方が無惨に
も亡くなってしまったので、客観的にはビターエ
ンドにはなりますかね、ここらあたりのセリフ回
しや、伏線回収的なのは良いんですが、新主人公
がかなり目立っていて、悪魔が全てを知っていた
り、なぜ前作と同じ悪魔なのかだったり、クリス
の必要性などが少し薄くなっています、一概に駄
作とも言えませんが、ハロウィン(2018)とは異な
り、監督の我が出過ぎている作品になったなと思
いました。元の原作に忠実に作れる監督だと思っ
ていたんですが結構な肩透かしを喰らいました
ね。
そして肝心の怖さがどれくらいかと言うと、前作
を超えるほどではない程度ですが、結構怖かった
印象です、恐怖描写は監督の原作理解が広く、子
役の演技もかなり幅が効いていて、かなり味があ
りました。
前作との繋がりが薄いせいなのかは分かりません
が、前作オマージュが首180°回転だけだった印象
です、てっきり儀式に神父乱入でハッピーエンド
かと思いましたが、残念でしたね。
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