1年前に中学受験を終え、今思うこと＠保護者様の声

　保護者様に、受験から一年経った今の心境をしたためていただきました。

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Ｍ君のお母様

　息子は1年前に中学受験を終え、今はそれが遠い過去の出来事だったかのように青春を謳歌しています。

　進学先の学校は、子ども達に規律をもった学校生活をさせ、課題や小テストをこまめに出すなどしっかり学力を付けてくださいます。学校の手厚いサポートを受けながら、勉強と部活の両立について工夫している息子の様子を見ると、良い学校にご縁をいただけたと感謝しています。そして、息子も鼻歌に校歌が入ってしまうほど学校が大好きです。

　我が家にとって中学受験は楽なことではありませんでしたが、それでも中学受験をして良かったと思います。それは、中学受験の勉強をすることによって学習習慣が身に付き、基礎学力の土台になるからです。また、中高一貫校は大学受験の勉強を６年間のカリキュラムの中でできるので、バランスよく効率的にできます。

　塾に行くと子どもには成績や順位が付いてしまいますが、それでも毎日淡々と勉強を続け、親はそのサポートをすることが大切だったと感じています。受験結果はどうあれ、受験後も学習習慣の継続さえできれば、大学受験に向けて有利な環境で、勉強としたいことの両立ができます。息子の周りのお子様を見ても、勉強をする子、部活をする子、オタク化する子など楽しそうです。

　息子の中学受験を、親子共々支えくださった先生方には感謝しかありません。受験が終わっても息子は時々塾にお邪魔しています。人生の先輩としてこれからもよろしくお願い致します。

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　たまに顔を出してくれますが、表情から充実した学校生活が見て取れます。すでに次の目標に向かって頑張っているようです。
　中学受験は、あくまで通過点でしかないと考えています。受験勉強で積み上げたものの上に、さらに６年間積み上げていくことが大切です。入学してから前向きに過している話を聞くことが何よりも嬉しいです。
　この仕事を長く続けていると、社会人や大学生になった教え子が増えていきます。その教え子たちの姿から、中学受験の結果で全てが決まるわけではないということを感じます。どこの学校に進学するかよりも、どういう中学受験を過ごしたかということの方が重要だということを。
　それは表情から伝わるもので、Ｍ君については何も心配がなく、これからの成長にただただ期待しかありません。