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【2023年受験】9月の合判模試を受けて

 今回の記事では、9/4(日)に行われた合判模試の結果について書かせていただきます。

 これまでの記事でも書いてきたことですが、日能研・四谷大塚の偏差値50までの学校であれば、合判模試の結果が一番信頼できると思います。

 日能研・四谷大塚の模試だと、中堅校では求めてこない水準の問題も多く、模試のレベルに対応できない子でも、中堅校の入試問題の合格者最低点水準には対応できる子がいます。そういうズレにハマってしまうと、不必要に諦めてしまったり、焦りから悪い方向に進んでしまう子もいるはずです。
 その点、合判模試の難易度は、2社の模試よりも中堅校への対応力を正確に測ってくれるようです。子供たちに取り組んでもらった過去問の合格者最低点を突破できる学校と合判模試の合格確率80%の学校は、一致傾向にあります。その信頼値は高いです。

 ゆえに、日能研・四谷大塚の受験者で、偏差値50程度までの学校の受験を考えられている方は、積極的に合判模試を受験することをお勧めします。
 また、SAPIXの偏差値40以下の方も、同じようにお勧めします。それによって、抑え校への対応力が正確に見えてくると思いますし、きっとSAPIXの模試よりも良い成績が出るので、子供の自信にも繋がるはずです。

 合判模試は自宅受験も可能なので、日曜日に特訓授業がある学習塾にお通いの方も参加できます。また、そのスケジュールにも合わせづらい方は、過去問を取り組むだけでもかまわないと思います。

 そのレベル感の問題で、今年の受験生と相対化しなくとも、過去の受験生と相対化して見えてくることには、それほど大きな差は生まれないでしょう。

 もし、日能研・四谷大塚・SAPIXの模試で、お子様が自信を失いがちな方がいらっしゃいましたら、ぜひ合判模試のご利用をご検討ください。
それによって、光が差し込むこともあるでしょう。

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