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「しつけ」について

 今回は、私たちが考える「しつけ」について書きたいと思います。

 私たちが使う「しつけ」の定義は、「姿勢を身につける」こととお考え下さい。この「姿勢」とは、「身体の姿勢」は勿論のこと、「心の姿勢」も含めたものになります。
 「身体の姿勢」とは、大きく分けると以下の 3 点に集約されます。

・ 筆記用具の使い方
・ 文字を丁寧に書く所作
・ 椅子の座り方

 これらの「姿勢」は、長時間集中して物事に取り組む上で必要不可欠なことです。正しい鉛筆の持ち方をしているかどうかやきちんと座れているかどうかは、長い文章を書いたり、多くの計算問題に取り組んだりする上で、とても大切になります。たとえ頭の中に素晴らしい解答が準備できていたとしても、正しく鉛筆を持ったり、座ったりできていないがために十分に解答用紙に表現することができないということも往々にしてあり得るのです。受験での成果は勿論ながら、長い人生の中で学ぶ上での「身体の姿勢」がしっかりできていることは、とても大きな財産になるのです。

 また「心の姿勢」は、以下のようなものを指します。

・ 新しい事柄や考え方を学ぼうとする意欲
・ 主体的に学び取る意識
・ 自ら学ぶ目的を持ち続けること
・ 他者への理解と尊敬

 「身体の姿勢」とは違い、「心の姿勢」は外見からは見えにくいものです。しかし、長い人生の中で勉強しなくて良いという時は存在しません。
社会に出てからも実務を通じて学び続けることが不可欠です。だからこそ、私たちは「心の姿勢」が出来上がっていることが、とても大切なことだと考えています。

 私たちは、一生涯を通じて宝となる「学ぶ姿勢」を子ども達に教育することを大切にしています。「しつけ」に重きを置くのは、今の時代にそぐわないという方もいらっしゃるとは思いますが、ご理解いただいた上で入塾を検討していただければと思います。

 BOX OUT では学習相談を随時受け付けております。お気軽にご相談ください。


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