初めての海外旅行
忘れられない旅と聞いて思い出すのは、
人生で初めての海外旅行に1人で行った時のことだ。
卒業旅行編
当時自分は大学生だった。
大学生と言えば、卒業旅行と称して皆でどこかに思い出を作りに行くものだが自分はそうではなかった。
なぜならストレートに卒業ができなかったからだ!笑
そう、いわゆる留年というやつだ。
今となっては留年したことに対して何も思わないが当時は人生終わったとさえ考えてしまっていた。
ただそんなことは自分が大学に行かないで遊び歩いていたので自業自得である。
そんなこんなで卒業間近となったある時に、社会人になったら好きに休みも取れないし、ましてや連休なんてもってのほかという話を色々な人から聞いていたので、学生時代最後の時間があるこの時に海外に行かないと、もう一生行く機会なんて無いと思いたち海外に行くことにした。
自慢じゃないが英語はからっきしだ。
英検5級という逆に持ってても資格欄に書けないような資格をもっているのが自慢だ。
当時は勉学よりアルバイトに勤しんでいたはずなのになぜか貯金が20万もない。
そこから新宿都庁に行きパスポートを作った。
パスポートは有効期限が5年と10年の2種類あるので5年物にした。
10年のパスポートだと歳を重ねていくと誰だかわからなくなり、入国時に揉める可能性があると聞いたし、なにより色がダサい。
というのは建前で、実際はお金がないから少しでも安くすむように5年物にせざるをえなかった。
もちろん今は10年物です。
ウイスキーみたいに長ければ長いほうが良い。
そして海外へ
ということでパスポートを無事に取得した自分はHIS(ヒデインターナショナル)というサイトから海外旅行に申し込んだ。というかJTBの企画で書いてる記事なのに他社の名前出していいの?
いいよね?知らね!
行先はイングランド(エゲレス)だ。
なんでかって?
それは当時観た映画の影響である。
“トレインスポッティング”という自分の人生を変えた映画3選のうちの1つ。
その世界に行きたかったからだ。(スコットランドが舞台なんだけどね)
当時の自分にエゲレスとスコットランドの違いがわかるとお思い?
イギリスっていう1つの国だと思ってた。本気で。
ということで成田空港からヒースロー空港へ飛び立つ。
いざエゲレスへ
KLM空港に乗ってエゲレスへ。
KLMというのはオランダの航空会社である。
外国人がいっぱいワクワク。
初めて降り立った海外は全てが別世界であった。
見慣れない自動販売機に、
日本語のないチケットや、
見たことない紙幣や硬貨。
そして周りには日本人が全くいない。
これは映画の世界?
いやこれは現実。
これが海外という名の世界。
目に映るすべてが新鮮で目新しい。
街を歩くだけで楽しい。
そしてここから私の海外旅行好きが始まるのであった。
そして忘れられない旅
イギリスにはたった3日(実質2日)しかいなかったのに書ききれないほどの思い出が沢山ある。
少しだけお話すると、
島国であるから日本人に近い感性を持っている。
そしてヨーロッパ圏の中でも、日本人好みの白人が多い。
具体的には背が低くてかわいらしい。
アヴリル・ラヴィーンみたいな人がいっぱいいた。
そのあとに行ったオランダはみんな背が高くてモデルみたいな人が多かった。
ヨーロッパの中でも国によってぜんぜん違う。
これは海外に行かないとわからないことだ。
イギリスは紳士の国と呼ばれるだけあってみんな優しかった。
英検5級の自分にさえすぐに声をかけてくれて色々優しくしてくれた。
それも1人や2人ではなくて行く先々で声をかけられる。
これはオーストラリアでもこの精神を受け継いでいる。
最後に伝えたいことはやっぱり飯が不味い(笑)
イギリスの飯マズ話は有名だと思うが、自分はその当時知らなかった。
一番不味かった料理は、空港で食べたパスタだ。
トマトベースのパスタを食べたんだけど、ぶよぶよの麺に味のないソースでパスタってこんな不味く作れる?っていうぐらい不味かった。
残念ながら写真を撮ってなかったんだけど、今でも思い出すぐらいひどい味だった。
そんな激マズ料理もまた今となっては良い思い出。
それが海外旅行。
そう忘れられない旅の始まりだった。
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