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おでかけ記 #12 … 立場川橋梁

こんにちは。
2024年夏の「青春18きっぷ」シーズンたけなわですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は最寄路線がJR横浜線ということもあり中央本線で山梨・長野方面へ出かけることが多いのですが、これまでの乗り鉄のなかで気になっていた場所がありました。

中央本線 信濃境~富士見駅間の車窓から

なにやら古い鉄橋が残っています。
調べてみると「旧 立場(たつば)川橋梁」といい、1980(S55)年まで使われていた橋のようです。
今回は、名古屋まで乗り鉄する途中に立ち寄ってみました。


まずはGoogleMapで下調べ。
駅から約2km、26分とのことですので歩いて行けそうです。
あとGoogleMapの「ほぼ平坦なルート」は信じてはいけません(笑)。

という訳で、八王子 (6:35) 始発 松本行 (429M列車) に2時間半ほど乗車し、富士見駅 (9:11) に降り立ちました 。

乗って来たのはロングシート…
さすがの標高、1,000m近い
駅舎全景 (自己主張多め?)
駅そば発見! お昼ご飯は決まりです😋

駅の観察はほどほどにして橋梁へ向かうことに。
駅からだと「橋の下」へ向かうので、だらだらと長い下り坂でした。
案内通り20分ちょっとで到着!

画像奥の木々に覆われた山は「雨乞岳」?
その右側のギザギザの稜線は「鋸岳~編笠山」でしょうか??
さらに右側の谷は釜無川の源流部です
近くまで寄って撮影、下流側から
橋台や橋脚は石積み

構造
中央部の1支間が単線上路式分格プラットトラス(ボルチモアトラス・ピン結合)、残り2支間が上路式プレートガーダーである。トラス、プレートガーダーともにアメリカン・ブリッジ製である。

Wikipedia「立場川橋梁」より

近くで見るとなかなかの風格です。
Wikiや他の方のブログを拝読すると「築堤を登って橋のたもとまで近づける」とのことでしたか、下草が覆い茂っているのと、なにより規制線で立入禁止にされていましたので断念しました。

この橋については「撤去」が検討されているようです。
使われなくなったインフラを維持・管理するにも莫大なコストがかかりますので、それもやむを得ないことかと思います。
現存するボルチモアトラス橋梁も国内にはあと僅かみたいですので、他の場所も見に行ってみようかな?

下流側から
3枚目は現役の「立場川橋梁」と通過する211系電車

続いて現役の橋です。
こちらはプレストレスト・コンクリート橋です。
現地でも遠くから眺めて「見え方が変?」と思ったのですが、信濃境駅から富士見駅にかけてゆるく左カーブしているので、そう見えただけでした。

現役の「立場川橋梁」と走り抜ける特急「あずさ」E353系電車
中央本線下り方向にゆるく左カーブしていました

特急「あずさ」・普通列車が毎時1本程度、貨物列車も走ってきますので、木陰で涼みながら眺めているのもなかなかの気晴らしになりました。

1時間半ほど橋の近くに滞在。次の目的地へ向かうため富士見駅へ戻りました。

富士見駅前
「The 中央本線の駅前!」という感じ、わかってもらえますか?(笑)
駅前の跨線橋より
雲が多くて富士山は望めませんでしたが八ヶ岳はくっきり
これから進む方向、あの尾根の向こう側は諏訪湖?
「乗り鉄」御用達駅そば

富士見駅の駅そば「丸正そば 富士見店」は、駅舎の外側と待合室内の両側にカウンターがある店舗です。
ちょうどお昼前、自動車で駅前までやってきて注文・車内で食事して帰っていく地元のお客さんが結構いました。
今年3月に小淵沢駅で「山賊そば」を食べたので、今回はシンプルに「天そば」に (高原とはいえ真夏に熱々のそば…美味しかったです)。
春の青春18きっぷの記事はこちら 👇

お腹を満たし、富士見 11:51発 松本行 (435M列車) で名古屋方面へ向かいました。

古い駅名標や上り特急「あずさ」

再度、現役の「立場川橋梁」と特急「あずさ」E353系電車

🤓最後までお読みいただき、ありがとうございました😇

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