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超初心者の浴衣(1) ~千里の道も和装の道も~壱

紹介された京都・小田織物株式会社にて
浴衣のお仕立て直しを依頼


目指せ!半独学着付けコース

 「姉さん師匠」プロデュース『テンちゃん(わたし)の目指せ半独学着付けコース』の第1段階が今年の夏の浴衣です。このコースについてですが、主軸が独学。半分独学とは、ひととき着付け教室に通うことも視野に入れてのコース設定ということになります。姉さん師匠はコースのプロデュースやアドバイス、着付けの講評はしても、帯の結び方などの指導はされません。ただ、完全に真っ新な状態で着付け教室に通い、その着付け教室の先生主導の育成ではなく、着付け教室自体がコースの一部というのが、このコースの特徴です。
 

「和装」という選択肢をもつ自分になりたい

 姉さん師匠は、和装を愛し生活の一部にされています。ですので、私に対しても、着物着用スキルをマスターすることを第一義とするのではなく、日常生活のなかで着物に親しみ、人生の節目、TPOにあわせて自分で着物を選び、ひとりで着付けることができるようになることを望んでくださっていると感じています。私自身、洋装か和装か、そんな自由な選択肢がある自分になることが最終目標です。
 『まずは浴衣を自分で着られるようになって、お出かけできるようになりましょう!』という「姉さん師匠」からのご指導です。

お仕立て直し

 お着物は卒業式などで振袖を着た以外に経験も実物も持っていない私。そんな私ですが、このたび、姉さんが若いときにお召しになっていた素敵な浴衣を、ご厚意から譲り受けました。
 問題はサイズ。私は、姉さん師匠よりも2センチほど背が高く、骨格がしっかりした上に肉付きも良い、しかも腕が身長に対して少々長めということで、お直しが必要となりました。その仕立て直しのために、姉さん師匠がお付き合いされているお店を紹介していただくことになりました。

 紹介していただいたお店は、京都にある小田織物株式会社さんです。姉さん師匠におまかせするまま、その場で採寸していただき、お見積もり、お支払い方法、受け取り方法を決めてお仕立て直しをお願いした次第です。すべて手縫いですので時間と手間がかかりますが、注文から1月後、夏休み前に自宅に届きました。

人生初のマイ浴衣

 最初の印象は色の濃淡と生地の良さです。本当に涼しげで初夏から長めの期間を楽しめる浴衣に見えました。
 生地は、実物の方が写真より緑の色合いが柔らかく感じます。模様に関しては、藤や撫子の紫や青の染め色の濃淡が美しい浴衣です。素人目に、古典的かつ伝統的でありながら、浴衣というカジュアルな装いにマッチした図案と生地に感じられます。


源氏物語をモチーフにした浴衣シリーズ
この浴衣は「藤壺(ふじつぼ)」
撫子(なでしこ)

 この浴衣に関する詳しいことは、後日、姉さん師匠から改めてご教授いただき次第、追記したいと思います。以後、初心者(極)の着物(姉さん師匠からの賜り物)関連の記事を投稿していきたいと考えています。




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