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日高万里デビュー25周年祝い㊗️㊗️㊗️

たしかに。最初に読んだの、、、中学生か小学生だった気がする。秋吉家シリーズ①〜④(現在は『秋吉家シリーズ完全版①②』にまとまっています)を読んでどハマりした頃に、花とゆめ『世界で1番大嫌い』の連載が始まって、程なくして花ゆめ購読を開始した。。。

花ゆめは月2回、5日と20日発売。当時は280円くらいだった。

花ゆめ作家日高万里さんのデビュー25周年を祝いまして、

ちょっと語ろうと思います。

兄弟、そして家族

日高万里作品の特徴に仲良し兄弟&家族が高頻度で登場するという事がある。『秋吉家シリーズ』はそのまんまだけれど、『ひつじの涙』『ベルベット・ブルー・ローズ』『ベリーベリー』も喧嘩する事こそあれ、基本的に兄弟仲が凄く良い。それは作者自身の家族環境が反映されているのだという事は「日高万里の日常天国」(単行本の間やあとがきにはいる作者の制作風景)で伺う事ができるのだけど、読んでいても、「兄弟っていいなぁ~( *´艸`)」という、お互いがお互いを大切に思っているところが伝わってくるところが作品の魅力になっている。

作中で起こる親子喧嘩や兄弟喧嘩は中には、それは「こじれるよね、兄弟!!」というものもあるし、「ガキ、、、、」みたいな理由のものもあるけど、時間や思いを飲み込んだり乗り越えたりして出来ている家族っていうものを感じられる作品が多いのです。。。。

『時間屋』

いつか続編が見たい作品。もしかしたら一番読みたいかも。一度確か舞台化されているはずなのだけれど、小説化や映画化してほしい。『人魚』という作品もあってそれと併せて、絵が頭の中で映像化される作品。

前述した通り家族を主軸とした作品が多い日高万里だけど、本質はこちらの2作品の様な作品なのだと私は個人的に思っていて。もちろん、今連載している、『天使1/2方程式』も秋吉家シリーズの一つだから好きなのだけれど、読みたいんです。『時間屋』の続編が。

簡単に言うと、時間を売っている時永という青年が営んでいるのが「時間屋」そこに訪れる客たちが時間を買った理由やそのエピソード。時永が、時間を売っているというところからして胡散臭いと言えば胡散臭いのですが、どこか儚い、時間を買って、、、やり直して、、、果たしてそれは、、、、、考えさせられる物語。時永が何者なのか?という問いも残ったままだし、もっと色んなエピソードあるのかなーーーー!?と創造力を掻き立てられる作品なのです。

祝25周年

デビュー単行本から読んでいる数少ない漫画家さんだから。

ちょいちょい体調を崩されている姿に心配した事もあるけれど、ご自身のペースで作品を発表され続けている姿はとても嬉しいです。本当にありがとうございます!!いつかサイン会とか行ってみたいなって思いながら、感慨深い。これからもお身体第一で頑張ってください!!!

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