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レーダーチャート式アウトプット診断のススメ

4月からタイムラインを賑わせた【レーダーチャート式アウトプット診断】。聞いたことのある人も多いはず。

池松潤さんが、情報アウトプットスキルの向上に役立てば、と開発したツール。

『書く』アウトプットをするなかで、どの分野が得意で、どの分野が苦手なのかを図形で把握できる、というものだ。

レーダーチャート式アウトプット診断の応募者は77人だったとのこと。私も参加させてもらった。その診断結果について40名を超える方が体験レポートを書いていて、こちらのマガジンにまとめられている。

私に診断結果が届いたのは、ゴールデンウィーク中の5/7。丁寧で真摯な池松さんのメッセージに、嬉しくて胸がときめいた言葉がいくつもあった。

でも、その診断結果を見て、すぐにレポートを書くのはやめよう。そう思った。

なぜか。

それは、池松さんのアドバイスと診断結果をできるだけ活用しよう。そう思ったからだ。こんなに丁寧なアドバイスを生かさないともったいない。私はもったいない星人なので。

つまり、そのアドバイスと診断結果にもとづいて、文章の書き方やnoteへのアプローチのしかたを変えてみよう。そう決めた。

まぁ、自分なりのちょっとした実験みたいなものだ。

ここで、5/7に池松さんから届いたアドバイスを2つ紹介したい。

1.  読み手に貢献できる「濃縮文章」(いいハナシ・エッセンスが入る)

み・カミーノさん noteは人生訓に満ちています。内省の文章とも言えます。それって、まだまだ沢山書けると思いがちなのですが、読み手に貢献できる「濃縮文章」(いいハナシ・エッセンスが入る)へ昇華させようとすると意外とそれほど多くはありません。

この前半部分。池松さんの指摘どおり。

私のnote(特に5/7以前のnote)は、なんだか説教くさい。(池松さんはそれを人生訓と言ってくれました。ありがとうございます。)

アラフィフという年齢がそうさせるのか、自分が今まで感じてきたことを若い世代に伝えたいと思っているのか・・・まぁ、とにかく説教くさい。

でもね、これは池松さんに指摘されて認識したこと。私の文章は人生訓の多い内省の文章なんだ、って。自分では気づかなかったけれど、書きながら内に内にと潜っていたんだな、って。

これを気づかせてもらえたのは大きい。

そして、アドバイスの後半。これを読んで、私はnoteへのアプローチのしかたを変えようと思った。

それって、まだまだ沢山書けると思いがちなのですが、読み手に貢献できる「濃縮文章」(いいハナシ・エッセンスが入る)へ昇華させようとすると意外とそれほど多くはありません。

診断結果が届いた5/7の時点では、この人生訓noteを“まだまだ沢山書ける”、確かにそう思っていました。

でも、待てよ、と。

読み手に貢献できる「濃縮文章」(いいハナシ・エッセンスが入る)を毎回書くとすると、そう遠くない将来に、書く内容が枯渇するんじゃないか。そう危惧したわけです。

だって、たかだか50年くらいしか生きてないし。そりゃあまぁ人並みには紆余曲折のある人生だったとは思うけど、スーパースターみたいな華々しい人生とはほど遠い。

そんなフツーの人の人生訓note、読みたい?それも、毎回?こう自分に問いかけたわけです。

いやいや・・・毎回人生訓noteって。読むのも疲れるよね?貴重な時間をかけて読んでくれる人たちに申し訳ない、そう思ったんです。

これを気づかせてもらえたのは大きい。

池松さんのこのアドバイスをキッカケに、記事の内容にバリエーションを持たせるようにしました。

長いあいだ私のnoteを読んでくれている人は、ひょっとしたら気づいてくれているのかもしれません。

診断結果が届いた5/7よりあとの記事には、自分の仕事のことをチョコチョコ書くようになったんです。

これは、池松さんが“読み手に貢献できる「濃縮文章」(いいハナシ・エッセンスが入る)へ昇華させようとすると意外とそれほど多くはありません”とアドバイスしてくれたから。

人生訓noteは自分が思っているほど多くは書けない。それなら枯渇する前に、今までとは違う内容の記事を書いてみよう。実験でもいいから。そう思ったんです。

これを気づかせてもらえたのは大きい。

2.  「視点移動」

「体験視点」のほかに「視点移動」を加えるのはどうですか?
心象風景を伝えるのには、事象の視点移動を加えると、ぐっと味わい深くなります。

このアドバイスを最初読んだとき、あまりよく理解できませんでした。えっとー、どういうことですか?って。読解力が欠如し過ぎです。

自分が書く文章なんだから、自分視点になるよね?

そう思って、このアドバイスをスッと落とし込めずに、ずっとモヤモヤしていました。どういう意味だろう、って。

“事象の視点移動を加える”ってなんだろうって。

そんなモヤモヤを抱えたある日、信号待ちの交差点の向こうに花屋さんが見えたんです。カラフルできれいな店先と思って、ボーっと見ていました。

信号が変わって横断歩道を歩きながら、その花屋さんをもう1度見たんです。

すると、さっきまではグラデーションのように見えていた花が、近づくにつれて、輪郭までクッキリと見えるんですよ。

あれ?視点移動ってこのこと?

そのとき、すれ違った男の子がミニカーを落としたので、私がかがんで拾ったんですよ、花屋さんの目の前で。

かがんだまま、視線をふと花屋さんに移したんです。そしたら、立っている時には見えなかった花びらの裏側や茎が見えた。

あれ?これ、さっき見てたのと同じ花?

そう思ったとき、“事象の視点移動を加える”の意味が分かったんです。まるで、霧が晴れるかのように。

あぁ、こういうことか、と。こういう視点で文章を書くのか、と。

これを気づかせてもらえたのは大きい。

その後のエッセイでは、“事象の視点移動を加える”ことを意識するようになりました。意識している=きちんとできている、の域にはまだまだ到達していません。

でも、意識することって大事だな、と。

映画がカメラワークを意識して作られるように、文章を書くときもカメラワークのようなものを意識する。そのことで、同じ事象でもいろいろな風景が書けるんじゃないのかな、そんなふうに思っています。

まだまだ鍛錬が必要なレベルです。でも、池松さんから届いたアドバイスが、書く上での分岐点になったのは間違いありません。

いつも読んでくれるみなさんが、5/7を境に私のエッセイが少し変わったな、そう感じてくれていたら嬉しいです。

池松さんのアドバイスと診断結果は、自分では気づかないことをたくさん気づかせてくれます。

そして、そのアドバイスと診断結果はすぐに実行可能。

私のように、実験的に取り入れてみるのも楽しい。そこから、新たな【なにか】が見つかったりしますよ。

アドバイスと診断結果を実際に取り入れた私が、自信をもっておススメします。

そのレーダーチャート式アウトプット診断のVer.2が来週からスタートするとのこと。詳しくはこちら。

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