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蘇る関口……復活の『らーめん関口』hasegawonderのチャリンコ!ラーメン道

このnoteを始めて早々に記事にしたラーメン屋の1つに、小金井の「⚪︎つばき食堂」と東八道路で人気のラーメンショップ系の「ラーメン関口」を紹介したことがある。

2021年のことじゃった……

その後、X(旧Twitter)でラーメン関口閉店との情報が⁉︎ なんてこったいと駆けつけるも、なんせ元々人気店だから昼で品切れも珍しくない上多分閉店情報に惜しむ人も多いのか、2023年3月の閉店までに再訪が叶わなかった……まぁ早起きして行くことができない自分が悪いのだが。

「スナックバス江」より

ところが、その2ヶ月後には東小金井駅前に移転オープンとの話が。どうやらお弟子さんが継承したらしくこりゃ嬉しい‼︎ と思った半面、店構えをネットで見て一抹の不安が……

パッと見ただの小洒落たラーメン屋にしか見えないと思うが、あの関口を知ってる人からするとちと不安になる気持ちが分からんでもないのではと思う。では知らない人のために以前の写真を。

ほらこの違いよ‼︎ 明らかに以前は「ザ・元ラーメンショップ」であることを隠そうともしない、というか看板を変えるのももったいないからって感じでショップの部分を消して(もしくはラーメンを塗った?)下の塗装が剥げた(剥がした?)部分に申し訳程度に「関口」と、この「見た目なんか関係ねえウチのラーメン食いてえ奴だけ来い‼︎」言わんばかりの自信と厄介さを感じられませんか?

「スナックバス江」より。このタツ兄のような意気込みが感じられる看板だと思ったら、前のnoteにも同じ画像使ってた。

とはいえあの尖った塩分の関口である。濃い味ラーショ系愛好家としてあの味が継承されてるのだとしたら食わないわけには行かないので、店のオシャレさを気にしたら負け‼︎

1回目

とはいえやはり見た目にビビってしまい&全然馴染みのない東小金井駅前にあるなどあり、開店してからだいぶ経過した2024年2月に相見えることとなった……

「スナックバス江」より

というワケで新関口、まずはネギラーメン大盛りに関口といえばの岩のりトッピング、さらにかつてネギライスだったモノがネギチャーシューライスという布陣でチャレンジ‼︎(何が?)

ネギラーメン大盛り1000円に岩のり200円、ネギチャーシューライス300円

縦切りのネギやふんだんに盛られた岩のりなど随所にらしさを感じる新関口だが、正直岩のりを出さないと結構塩分控えめ? な印象を受けた。俺が旧で衝撃を受けた強烈な塩分は丸くなってしまったような……しかし大盛りは相変わらず暴力的なまでの麺量‼︎(並盛150gで大盛り360gとの表記あり)

そしてネギチャーシューライス、名前こそ変わったがこれは以前からのネギライスと同じ物だが(以前も細切れチャーシューが入っていた)、たまたまなのかネギの辛味がかなり強め。ラーメンの方は全然そうは感じなかったんだが……ボリューム的に以前は380円でどんぶり飯の上に大量のネギチャーシューという物だったが今回は流石に茶碗1杯程度。これに関しては値上げを嘆くというよりは、明らかに以前のお店がイカれてたと思う方が正しい‼︎

流石に移転後は前までの強烈さは鳴りを潜めたか……と少し思ったが、しかし以前は下手したら「いらっしゃい」みたいな声かけはなく券売機に「ニンニクめっちゃ入れるのにスープ残すの勿体無いからやめろや」的な注意書き(もうちょいマイルドだったけど)、テーブルにも「ニンニクはスプーン2杯まで」の注意書きなどで食ってるこっちもプレッシャーを感じる環境であったが、それらからは解放された広くオシャレな店内に礼儀正しいスタッフの若者たちと行った感じで、悪いイメージだけでないのは確かだった。相変わらず腹もかなり満たされたし……

何より、あの関口を受け継ごうとするその心意気やヨシ‼︎ 次は味噌味にしようと決意を固めた俺は、次の週即行くのであった……

2回目

「てか俺が関口でいつも食ってたの味噌味じゃん‼︎」ということを思い出し、というか基本ラーショ系は味噌味があれば全部味噌で食ってる自分を何故か失念していたため、2月中にまた行ってしまった……

余談ではあるが、新関口は土日のみ朝8時から営業しているので、俺が夜勤明けで向かうのに非常に適しているのがありがたい‼︎

「スナックバス江」より

思えば旧関口も朝からやってて昼にはもう店じまいになってたなぁ……なんて思いつつ日曜の10時前頃に入ると、前回とは違いスタッフさんはワンオペかつそこそこの賑わい。広い店だから1人だと大変そうだな……と思いつつ、ネギラーメン味噌味変更と大盛りに岩のりを注文したらソッコーで出てきた‼︎

ネギラーメン大盛り1000円に岩のり200円と味噌味変更100円
ライス150円も頼んでた‼︎

結論、これだよこれ‼︎ この暴力的な味と量、これぞ関口だ‼︎

この「ラーショのラーメンにとりあえず味噌溶いて見ました」的な、この飾り気のなさが素晴らしい‼︎ ライスのお供としてもベストショット‼︎

しかし今回は味噌によるドロ感がアップしたためか、異様に麺がスープを吸う感じで量が前回より多く感じる……また岩のりがどんどんスープに溶けてきて、後半に行けば行くほど味が強烈‼︎

「スナックバス江」より

後半のウンザリ感も含め、これぞ関口……慣れない人は中盛りまでをオススメします‼︎

てな感じで、2回目ですっかり満足した俺だったが券売機に気になる項目を見つけたのでそれはまた次回だな、と店を後にしたのだった。

3回目

で、何が気になったかというとこの1択。

「海老ラーメン」

なに、関口でエビだって? エビラーメンて確かにちょいちょい見かけることが増えてきたが、過去に青梅の超有名店である「いつ樹」で食べた際に拒否反応が出るほど苦手だったんだが(15年ほど前で現店舗より前の店舗時。多分アレは流石に作り方を間違えたか何かだと思われる)、関口は多分余計なことはしないし単にラーメンの味ブーストとしてしか使わないだろと思い気になり注文。X(旧Twitter)で調べる限り、どうやら味噌味にも対応しているようなので行ってみた‼︎

海老ラーメン1000円に味噌味変更100円、大盛り200円

これは完全に見つけてしまった……海老の出汁の感じに関口の味噌がベストマッチ‼︎ この東京多摩地区において海老味噌ラーメンといえば八王子の「樽座」が有名だが、個人的にはこの関口のジャンク感がかなり好み‼︎ よく見ると大量のネギ(トッピングしなくてもこの量‼︎)の中に海老の切れ端がちょいちょい入っててこれがまたいいアクセント‼︎

しいて物足りないとこを上げるなら、ネギの中きらチャーシューの切れ端が無くなっているのでその物足りなさがあるかも。あとなんかもう一つアクセントがあるような気がするなぁ……と写真を見てて一つ気づいたことがあったので、次回はそれを試そうと言う気になった俺はまた再訪するのであった……

4回目

そして8月季節はすっかり夏、塩分を必要とする季節に必要なのは海老ラーメンだ‼︎

前回の写真を見て、皆様はどう思っただろうか? 「どうせお前はデブなんだからチャーシューをトッピングするんだろ?」「塩分補給で岩のりだろ?」とかお思いでしょうか? 甘い……チョコレートディスコより甘い‼︎

「スナックバス江」より。残念でした‼︎

海老ラーメンとは海鮮である……つまり、俺はチャーシューの物足りなさを海鮮で補わせたいと考えた。ラーメン屋でだいたいトッピングできる海鮮とは?

「スナックバス江」より。いやシンプルな考えで‼︎

ということで答えの画像をドン‼︎

海老ラーメン1000円に味噌味変更100円、大盛り200円にわかめ100円‼︎

そう、必要なのはわかめの増量だったのだ‼︎ これにより終盤までネギ、わかめ、麺の3者を同時にムシャリすることを可能にした……これにジャンク感のある海老味噌スープがハーモニーを生み出してこの世をパラダイスにしてくれるのだ‼︎

夏場に必要な塩分はすべて「らーめん関口」が解決してくれる、さぁみんな土日の朝は中央線に乗って東小金井駅前に8時に集合だ‼︎


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