必要のない人、自分に必要なこと

仕事がなくて、応募しても採用されず焦り、また応募するのも怖くおっくうになっていたことがある。

あの時間はとても苦手だ。

他の分野に応募して採用されても、今度はミスで辞めさせられないかとヒヤヒヤする。

ちょっとずつ、慣れていけばいいのだとは思う。

少しずつ慣れて、かつて自分が何年か社員をしていたときのような驕りを持たずにやっていく。

必要とされ、仕事をこなしていても、いつしか驕り高ぶり、惰性で働いていた自分を知っている。

あのときの自分も、余裕を持って今の仕事をこなせていない自分も未熟だ。

仕事ができようができまいが、嫌な人間にはなりたくないと思う。

嫌な人間にならないように、誰に対しても感謝や敬意が伝わるように、それは努力で変えられる部分だから、仕事だけでなく日々意識していたいと思う。

それが自分にとって必要なこと、自分が生きていることの一部である。