飛んで跳ねてイスタンブール

　イスタンブールはトルコ最大の都市にしてボスポラス海峡を境にして、ヨーロッパとアジアの境目になっている。ただしどちらもイスタンブールだ。
　大都会である。そのため渋滞も酷い。タイ並みに道路はグチャグチャだ。インフラをもっと整備しなくては暮らしにくい。
　喫煙者が多い。屋内は禁煙なのだが、外は自由なようだ。おかげで吸殻が道路に沢山落ちている。結構面倒臭い街である。
　ベリーダンスのディナーショーに出かけた。ベリーダンスというのは半裸体の女性が体をくねらせて踊るものとばかり思っていたら、勿論それも一部としてあるのだが、男性もよく出てくる。最後に出てきた男なぞは半裸体とまではいかないが、ボテ腹を、さらけ出して踊っていた。プロのダンサーなら体くらい絞っておけといいたくなる。
　そのベリーダンスに、またもご指名を受けて舞台に上がり、踊る羽目になった。ビールとラク（トルコの蒸留酒）を飲んでいた僕は早い動きについていけず、飛んて跳ねて、ハァハァいいながら、頑張って踊った。
　ツアーで一緒だった方が、動画を撮っていてくれたので、後日送って頂けることになっている。公表してよいものかを判断して、よければこのnoteに投稿しようと思う。
　明日でトルコの旅行も終わりである。あとは12時間以上をかけて飛行機で帰って来るだけである。
　因みに以前はロシア圏内を通過してトルコへ行っていたらしい。そのほうが近いのだ。ただ今はロシアがあんなふうになってウクライナ戦争なんぞおっ始めやがったせいで、ロシア上空を飛べなくなって、飛行時間も長くなったらしい。いい加減終わりにしてほしいものだ。