円安インフレ値上げ

　僕がアメリカに行ったのは、20世紀。こう書けばどんだけ昔やねんという感じだが、1996年である。生まれて間もない我が子のために、いろいろ買い物をした記憶があるから覚えている。26年前である。その後もう1回行っているが、それも20世紀末の事だったと思う。1999年か2000年くらい。
　当時は円高でほぼ100円＝１ドル時代でわかりやすかった。だから割安感をとても感じた。
　今は150円≒１ドルなので、1.5倍である。だから外国からこっちへ来る人はかなりな割安感で買い物ができる。
　円とドルの関係が１ドル何円が妥当かなんて経済アナリストでもないので語る気も語る知識もないが、今は日本人はアメリカやヨーロッパに行くと損だということぐらいはわかる。
　日本に働きに来て母国に仕送りをしている人たちも大損だということもわかる。別の国で働いた方がマシだとそりゃあ思うだろう。
　日本に来ているプロ野球の選手たちはドル建てで給料を貰っているので、超ラッキーである。アメリカで活躍している日本のプロ野球選手も勿論ドル建てなので、思っていた給料の1.5倍が懐に入っちゃうわけである。もっともむこうで生活しているからあまり恩恵は味合わないかもしれないけれど。大谷翔平、どんだけ儲けるねん。
　それもあって、ロシアの問題もあって、値上げが止まらない。コスモスに行くたびに10円ずつ値上げがなされている。先日は玉子とヨーグルトが10円ずつ上がっていた。家畜の飼料と流通費が値上げしているからだろう。
　車を処分して本当に良かったと思う。丁度ガソリンが値上げし始める頃だった。今は車なんて贅沢品で、親からもらった足で移動している。SDGｓ的にもそっちがいい。もうこのまま免許証も返納しちまおうか。どうせいらないのだから。冗談だけど。
　生活的には何とかなっているので、心配はしていないが、来年は収入がガクッと減るので要注意である。できれば貯めてきたカネを取り崩さずに生活したいと思っている。だからこれ以上値上げになるな～。