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老化現象2

 目が乾燥して、違和感があるので、目薬は欠かせない。生憎今日切らしてしまって、目が気持ち悪いような感じのままこの稿を書いている。
 ドライアイというやつだろう。眼科には一度もいったことはない。余程のことがない限りは医者には行きたくない。そうでなくても、医療費は馬鹿にならないくらい使っている。
 原因は、パソコンやスマホの使い過ぎというのが、インターネットで調べるとわかった。ついでに高齢者に多く、老化現象とも書いてあった。大きなお世話である。
 この頃自分の体調をネットで調べたり、病院に行って見てもらったりすると、必ず、二言目には「老化現象」といわれることが多い。具体的には忘れたが、老化現象といわれないのは、うつぐらいのものである。
 体脂肪計に乗って、自分の体重を量る時、体内年齢というのも出てくる。日によって数字は違うが、だいたい低くて45歳くらいである。だから老化現象といわれてショックを隠せない。
 先日、洗面化粧台を購入したことを書いたが、これが三面鏡で、今まで見えなかった、後ろ髪の方とかが角度を合わせると見えるのである。
 するとなんと恐ろしい。丁度、ギリ(つむじ) のところが、広く白く開いているではないか。まだ円形脱毛症とまではいえないが、大いなるショックであった。これに昔から広いおでこが合体すれば、正真正銘禿げになってしまう。月代を剃ったみたいになってしまう。くわばらくわばら。
 現状おでこはベジータ風M字剃りこみ状態であるのだが、近い将来禿げることを予感させる髪の状態である。
 今のところは一見大丈夫なので、養毛剤かなんか買って手入れをするべきか、アデランスかなんかへいって施術してもらうべきか、考える時ではあろうが、カネのかかることは嫌いなので、禿げたら禿げたでしょうがねえや、とも思っている。
 帽子のコレクションはいっぱいあるので、基本帽子で隠す。進行状態が酷ければ、ツルッツルにして、松山千春か小峠みたいにする。そう決めている。
 考えてみれば、いくら若作りをしても、昔でいえば、還暦、老人である。あらがえばカネがかかるばかりだ。芸能人でもあるまいし、それはそれでいい。と達観(諦観?)する僕でした。


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