プロ野球新球団

 NPB(日本プロ野球機構)が2軍を拡充する計画を立てている。もとをただせば、近鉄が消滅して楽天が仙台に誕生したことによりイースタンリーグとウエスタンリーグが奇数になり、試合の組み合わせが難しくなったことに端を発している。今更感がないでもないが、各地に結成された独立リーグなどには大きなチャンスではないであろうか。
 球団数に制限は設けないそうなので、一定のレベルに達していれば、早ければ、来年から参加ができる。そうなれば資金難に困っている独立リーグの各チームも収益が上がるのではないだろうか。また個々の選手もドラフトで指名されやすくなり、収入がアップするチャンスである。
 選手不足があれば、合併などの手もあるだろうし、そうなれば、独立リーグの勢力図も大いに変わっていくだろう。
 2軍の試合もこれまでやらなかった場所で開催されることになり、大いに盛り上がるのではないだろうか。
 またソフトバンクやジャイアンツは3軍、4軍と作っていたりするので、その相手となるチームも作ったらどうかと思うがいかがなものであろうか。アメリカのAAA、AA、A のように。別に1軍のチームの傘下に入る必要もなく、独立してそのまま参加すればいい。サッカーのJ1、J2、J3のように。
 そう考えると夢は広がる。実は最近、プロ野球は敷居が高くて見に行きたくなかったのだ。それというのも、北九州からPAYPAYドームは遠いので、帰りがしんどい。北九州で年に1回試合があるにはあるが、人が多くて見に行く気がしない。独立リーグはスター選手がいないので、見る気がしない。その点、2軍戦であれば、名の知れた選手もいるだろうし、昼間あることが多いので、帰りも楽だ。
 NPBの新しい提案に期待を膨らませている。

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