経営者向け Vol.1 日商安定!  食パンで切り開くシニア市場!

少子高齢社会を踏まえ、【シニアの取り込み】が鍵になる場合が昨今では 重要視されてきています。  
人口の4人に1人が65歳以上になると言います。
この大市場を取り込み、売り上げにつなげる為
本腰を入れて対応をするかしないかで今後の経営に大きく影響してくると考え本日は数点に絞り記載していきたいと思います。

シニアの約7割がパンが好き!
毎日パンを食べているシニアは約4割!

今回の調査で60歳以上のシニアの食生活とパンは深い関係にある事が
見えてきました。

【パンが好き】というシニアが7割いることは非常に心強く
これからの高齢化社会において追い風と考えられます。

パンは好きですか?

パンを食べる頻度は?

シニア女性

今回の調査から、シニアの約7割はパンが好きという事が分かりまた。

また、現在店舗で目にするシニアはパンが好きで月に一回以上パン屋さんを利用する上客である可能性が高いことも判明しました。   

そんなパン好きシニアの中でも、店に足を運ぶのは圧倒的に女性が多く  どの世代においてもやはりパン屋さんを支えているのは女性のようです。

パンの買い方もシニアになったからといって何か変化するわけでなく
ご自身でしっかりと買いたいものを購入する傾向にありました。

つまり、シニア女性の購買意欲をうまく刺激することができれば
一定の売上げが見込めると思われます。

入店喚起の取り組みによる新規顧客獲得とリピート率向上による客数増加の両方がうまく噛み合えば安定した経営に貢献してくれるはずです。


パン好きシニア獲得の鍵は
おいしそうな写真と食パン!

第一に考えたいのは、まずお店に入って頂く事。

その為には店頭に【パンの美味しそうな写真】がある事が重要な動機に
なるようです。

そして、リピートの条件はズバリ【食パン】。
美味しい食パンを作る事に今一度注力するべきです。

ここで本件に類似するインタビュー結果がありましたので紹介します。

Q1 店頭にある看板にどんな情報があったらお店に入ろうと思いますか?

1位‣‣‣パンのおいしそうな写真 51.6%
2位‣‣‣看板におすすめが書いてある 49.9%
3位‣‣‣価格 34.6%

Q2 何があったら町のパン屋さんの利用頻度がアップしますか?

1位‣‣‣食パンがおいしい 58.3%
2位‣‣‣焼きたて等が提供されていて新鮮さがある 55.9%
3位‣‣‣清掃がよくされている 41.1%

食パンがおいしいことがシニアの利用頻度アップの鍵!
パンが提供されるライブ感とパンの鮮度も重要!

シニアに食パンを美味しく食べてもらうために

Q2の回答で1位にあった【食パンが美味しい】を受けて
食パンについての保存方法や消費量・購入量などを調べました。

1食1枚だというシニアは60%・2枚は24.8%という結果に。
さらに1回の来店で2~3日分のパンを購入しているシニアは約7割でした。

シニアの多くは食パンを自宅で保存しています。
しかし4人に1人以上は一番パンが劣化する冷蔵庫保管をしており
正しい保存方法を知らない事がわかりました。

購入してもらったパンを美味しく食べて頂き
リピートにつなげるためにはパンの美味しい保存方法のアドバイスを
提案していくことが重要になると考えます。

食パン


【パン好きシニア】へのアプローチ まとめ

1. 美味しそうなパンの写真で呼び込む

2.『美味しい食パン』を追求・製造する

3. 保存方法や美味しい食べ方等の情報提供をわかりやすく

調査から見えてきた部分を分析すると、美味しそうなパンの写真でお客様を呼び込む事は経営の常套手段ですし、食パンを美味しく作る事も
その保存方法を伝える事もシニアに限っての事ではないと思います。

シニア層へのアプローチはこれと言って特別な事をする必要は無く
一番の本質は『当たり前の事を徹底・継続する精神』
なんではないでしょうか。
本件ではその再認識として拝見して頂ければ良いかと思います。

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