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サラリーマンの東京のオフィスにおける「アニマルウェルフェア」

先日、新築のオフィスビルに入居した取引先を訪問しました。そのビルには #テナント の社員専用の #ラウンジ があり、社員の方々が寛いでいます。我が #オフィス との差について考えた時、 #カリフォルニア州 の「 #アニマルウェルフェア (動物愛護)法」が頭に浮かびました。


カリフォルニア州では #動物愛護 の動きが畜産業にも波及しており、2020年以降、採卵鶏には1平方フィート(1フィートは30.48センチ)以上のスペースが与えられなければならず、また2022年からは鳥かごで飼養することが禁じられます。

また2020年からは、豚も2.2平方メートル、子牛は4平方メートルのスペースが与えられます。


翻って我がオフィスは、できたのはそんなに昔ではないものの、場所的に家賃が高く、費用を削ろうとして「社員をツメツメにする設計」となっています。

2列に向かい合った机は隣との仕切りはなく、個人に与えられた広さは110センチほど。背中合わせの隣の机との間隔も狭いので、間を通り抜けるのに苦労します。

無線LANがあるので、自由席でいいだろうと思うのですが、なぜか各自の席は決まっている。

さらに、最近は地方の事務所を閉めて社員を東京に集約しているので、東京オフィスの人口が年々増加中(商社も同じ状況だと聞きました)。牛も狭い所で飼うといい肉ができませんが、サラリーマンも狭い所で飼うといい仕事ができません。また隣と間隔が近いことでコミュニケーションが増す訳でもなく、むしろ隣人とのいざこざも増えがちです。

カリフォルニア州の豚にも負けそうな我がオフィスのスペースを考える時「サラリーマンにも #アニマルウエルフェア を!」と世の中に訴えたい。w


スターバックスは、仕事場でも家庭でもない「第3の場所」を提供しています。冒頭の社員用ラウンジは、サラリーマンに第3の場所を提供することで、生産性のアップを図っています。

ラウンジまで欲しいと高望みはしませんものの、今の職場は商社的・労働集約的な業態で社員の #生産性 が重要であり、その意味でもオフィスも採卵鶏の「ケージ飼い」ではなく「平飼い」の方が望ましいと思うのであります。

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