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陶芸でうなぎの蒲焼きを作って、非日常的な写真を撮ってみた
こんにちは。
まだ毎日暑いですね。
暑いといえば夏バテ。続く暑さに食欲がなくなる人も多いかと思います。
夏バテに効く食べ物といえば、うなぎの蒲焼きが筆頭に挙げられることが多い気がします。うなぎは栄養豊富で、なんと縄文時代から食べられていたとか。
うなぎといっても、うな重、うなぎの蒲焼き、ひつまぶし、うざく、う巻き、肝の串焼きなどなど様々な料理方法があります。
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みなさんはうなぎの蒲焼き好きですか?
私は好きです。見た目がとても好きです。
うなぎのタレがてらてらと輝いていかにも幸せそうに見えます。
ある時思いました。いつも同じ状態のうなぎの蒲焼きばかり見ているなと。
私が見かけるうなぎの蒲焼きは、大抵トレーか白米の上にばかりのっています。
食品である以上、衛生的なところにしか置くことができないのです。
変化が足りません。。。
水の中にあったり、土の上にある非日常的なうなぎの蒲焼きの姿を見てみたくなってきました。しかし、食べ物を粗末に扱うことはできません。
家で納豆ご飯を食べていたら突然、食品ではなければ様々な場所に置くことが出来るのではないか!と閃きました。
食品サンプルを購入してもいいですが、せっかくだったら自分で作りたいですよね?
それならば作りましょう。陶芸で。
丁度、うなぎの蒲焼きのタレに似た釉薬も見つけました。
釉薬とは、お茶碗などをつやつや輝かせているあれです。
釉薬さえうなぎのタレっぽければ、それなりの形になるはずと信じて制作を開始します。
うなぎの蒲焼きを作ってみる
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まずは、土と蒲焼きを用意しまして
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伸ばして線を引いて
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真っ二つに切れば成形は終わりです。
何となくうなぎの蒲焼きっぽくなったのではないでしょうか?
※見本として使用したうなぎの蒲焼きはこの後、美味しくいただきました。
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成形が終わって、1週間乾燥させたものです。
これから、土の中の大まかな水分を飛ばすために、電気窯にて700度で8時間40分焼かれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1693440856635-AcMPJ8Bllu.png?width=800)
練習として作ったものも一緒に焼きました。
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焼いたものにこの真っ赤な釉薬をかけ
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後は再び電気窯にて、1200度で10時間30分焼くだけです。
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ついに完成。
思っていたよりもうなぎの蒲焼きっぽくなり、安心しました。
無事に完成したので、写真撮影へ
さっそく、非日常的なうなぎの蒲焼きの写真を撮って行こうと思います。
ヒモを通して
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洗濯物干しにかけてみました。
一見すると意味がわからない光景ですが、うなぎの蒲焼きの干物を作っているみたいですね。
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今度は木に吊るしてみました。
写真を見ているとセミの様に見えてきませんか?
このセミはどんな声で鳴くのでしょう。想像もつきません。
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家にいる柴犬の首に吊るさせてもらいました。
不服そうな顔をしていますが、彼の了承は得ています。
写真下の木屑は、彼の趣味である犬小屋壊しの成果です。
![](https://assets.st-note.com/img/1693131578440-tg6UPs0jyM.jpg?width=800)
せっかくの機会なので、小屋の中にも入れてみました。
少し匂いを嗅いだ後は、ただじっと見つめています。
突然置かれた得体の知れないものに、多少なりとも驚いているようです。
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今度は別のうなぎの蒲焼きを見せてみました。
今回もくんくん匂いを嗅ぐだけで、噛み付いたりはしません。
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うなぎの蒲焼きを渡してみたら、なんと仲良くなりました。
色合いが似ているせいか、通づるものがあるのかも知れませんね。
次は道路へ移動します。
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哀愁漂う1枚。
状況から察するに、瞬間移動をした際に上半身と下半身が別れた状態で出現してしまったのでしょう。身動き取れずに、ただ下半身を見つめ続けるうなぎの蒲焼きが悲しそうに見えます。
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キノコのように土から生やしてみました。
自然と嫌に馴染みます。色合いのせいでしょうか?
現実にこのキノコがあったら、美味しいのかは謎です。案外、毒キノコだったりするのかも知れませんね。
うなぎの蒲焼きを全て洗ってから、家の中へ移動します。
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布団の上に散らばすだけで、雑魚寝するうなぎの蒲焼きたちに見えます。
宅飲みしてそのまま眠ってしまったのでしょうか?
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どんな状況に見えますか?
私には、くまが迷子になっていたうなぎの蒲焼きを拾って、食べ頃まで優しく育てているように見えます。
次は
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アイマスクの代わりに
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ウナギ・アイマスクをつけてみました。
どんな夢が見られるのでしょう。
最後はお風呂場へ移動します。
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お風呂には入ろうと思ったら、うなぎの蒲焼きが先に入っていた。そんなシュチュエーションですかね。
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手で波立たせると、うなぎの蒲焼きが喜んで泳ぎ回っているように見えます。
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ぼやぼやと水に滲んでいき、うなぎの蒲焼きが「サヨナラ、アリガト」とつぶやき、うなぎの蒲焼きは消えて行きそうですね。
終わりに
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いつもは見られないような、うなぎの蒲焼きの写真を撮影するのは背徳的で楽しかったです。
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色々な写真を撮影しましたが、やはり、トレーの中にある方が見ていて安心しますね。見ているだけで実家に帰ってきたような安心感です。
次は何を作ろうか今からワクワクしています。
魚類繋がりでひものを作ってもいいですし、ゴーヤやキノコを作っても面白いのかも知れません。色々と構想を練ってみます。
うなぎの蒲焼きを作ったおかげで、ものを作り出す達成感を思い出せた気がします。陶芸に対する苦手意識が少し減りました。
1ヶ月という期限を設け、期限内に何とか作り上げられよかったです。
まだまだ陶芸の技術が足りないので精進しようと思います。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
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