元ぼったくりバー店員の記録 その7 フードオーダー
フードオーダーに移ります。
メニュー表自体ははきちんと作りましたが、9割がフェイクです。
こんな感じですね。最初から出すものを絞っておけば手間も省けますし、仕入れもお金がかからないからです。
しかし、無いものばかり注文されても困るので、女の方から「これ食べよう」と言って注文させていました。女の子がそう言って断る男はあまりいませんよね?そういう事です。
ちなみにノリの良さそうな客には普通のビーフジャーキーをアメリカ産とか言って推してました。マジでノリノリだったんで面白かったです。実際にはオーストラリア産ですけどね。
あとは、印象に残っている客は若い学生でしたね。
冷凍になっているおいしいパスタを生パスタとして出していました。そうしたらそれを食べた客が「こういう所って本格的ですね!美味しいです!」と言っていました。雰囲気って本当に大事だと思います。
後は、盛り付けには非常にこだわっていました。
こちらが実際の例です。
生ハム盛り合わせとカナッペですね。
これは私が作りました。我ながら完璧だと思います。これで2800円くらいします。
もちろん衛生面には細心の注意を払っていました。手は必ず洗いますし、期限が来ていたら必ず捨てていました。下手なものは出したくないというプライドと、女の子が可哀想ですからね。お腹壊しても。
あ、おすすめはビーフジャーキーです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?