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【思い】デジタルシフトのキモ①超高齢化フィット

DXは優しい街作りに繋がらなければならない。

かつてのデジタル化、レコードがLPになったのは80年代前半。
劇的に進化した、劣化がなくなったのだ、感激したねー。
なのに、最近未だにデジタル化とか言っている。

でもねDXはそれだけではない
デジタル化はデータ面、その後のIT化はシステム化(総務省はICT化という)
という単純な進化。

DXはIT✖︎イノベーション
ビジネスモデルや社会的変革
特に破壊的イノベーション※ね

※ 1997年ハーバード・ビジネススクール教授故クレイトン・クリステンセン著『イノベーションのジレンマ』で提唱された概念。既存事業のルールを破壊し、業界構造を劇的に変化させるイノベーション。


私は、東京で暮らして三十年を超える、その間何度か両親を連れて都内の美術館を回ったりしたが、少子高齢化の進み方にインフラが追いついていないと感じている。 

日本で最も人口が多いのは東京であり、お年寄りが多いのも東京であると思う。そこで私はDXで取り組むべきものは、まずお年寄りが住みやすい東京の実現と考える。

80代の両親と出かけると、発見の嵐。
まず
・ペットボトルが開けられない
・エスカレーターが怖い、乗れない
・エスカレーター乗ったら右側にいたい(右利きの場合)
・殆どが足が悪く急いで歩けない
(トイレが遠い)
・スマホが反応しない(指の乾燥)
・エアコン使いたがらない
・片付けるエネルギーがない
・ゴミ出しが大変
・買い物が大変
・自転車でこける
等々
安心して外を歩けない。
お年寄りが安心して歩ける街なら子供や女性にも優しい街に近づくのではないかと思う。

もちろん包括的にはSDGsが目標とも言えるが、あえてお年寄りを大切にする街や親孝行の街を目指すことで、住みやすい街のためにという目標がぶれないようにしたいと考えるのである。

デジタルシフトの推進とは、目的ではなく手段である、なんでもデジタル化すれば良いのではなく、常に社会への貢献と言った思考を大切にしたい。

私は営業を主軸にシステムエンジニア、webサービス、ITサービス開発等々の経験を経て、今は人材開発のプロフェッショナルと、多面なスキルアップを重ねてきた。
これらを活かしてデジタル化の影で忘れられがちな提供者側のマインドアップや利用者支援などの面から貢献したいと思う。

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