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【ベスト】チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲

⚫️クラシックナンバーワン

中学の時、日本語歌詞があると勉強に集中ができなくて、洋楽とクラシック、フュージョンを聴き始めた。

クラシックに関しては音楽で5を取るためでもあったけど。

とにかくクラシックを聴きまくり
ベスト3はやはり
①チャイコフスキーヴァイオリン協奏曲
②チャイコフスキーピアノ協奏曲第一番
③ベートーヴェンピアノ協奏曲5番「皇帝」
がずば抜けて好きだ。

第九やドヴォルザーク8番イギリスとか、未完成、ワーグナータンホイザー序曲なんかもほぼ同列ではあるけれど。

貧乏人はバロックとか聴かないんだよね、やはり成金色豊かなチャイコフスキーで決まり。

⚫️曲の紹介

## ①概要、歴史

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35は、ロシアの作曲家ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーによって1878年に作曲されました。この作品は、チャイコフスキーがスイスのクラランで療養中に着手し、わずか数週間で完成させたとされています。初演は1881年にウィーンで行われ、レオポルド・アウアーによって初演される予定でしたが、アウアーは作品が演奏不可能と考え、結局アドルフ・ブロツキーが初演を担当しました。

## ②エピソード

- **初演拒否**:レオポルド・アウアーは、初演を依頼されたものの、作品が「演奏不可能」と考え、これを拒否しました。この出来事は、チャイコフスキーにとって大きなショックでしたが、結果的にアドルフ・ブロツキーが1881年に初演を成功させました。
- **批判的な初演**:初演当時、この協奏曲は批評家から非常に厳しい評価を受けました。特に有名な音楽評論家エドゥアルト・ハンスリックは、作品を「美的感覚に反する」と酷評しました。しかし、その後の評価は大きく変わり、現在ではヴァイオリンの重要なレパートリーの一つとして愛されています。

## ③魅力

- **技術的挑戦**:この協奏曲は、ヴァイオリニストに高度な技術を要求します。特に第1楽章のカデンツァや第3楽章のフィナーレなど、演奏者の技量を試すパッセージが多く含まれています。
- **メロディの美しさ**:チャイコフスキーの作品らしく、美しいメロディが随所に散りばめられています。特に第2楽章の「カンツォネッタ」は、その優雅で哀愁を帯びた旋律が聴衆を魅了します。
- **ドラマティックな構成**:全体を通してドラマティックで感情豊かな音楽が展開されます。これは、チャイコフスキーの個人的な感情や体験が反映されていると考えられており、演奏者と聴衆の双方に強い感動を与えます。

⚫️オススメの演奏

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、その技術的な難しさと情感豊かな音楽で、多くのヴァイオリニストに愛され続けています。この作品を通して、チャイコフスキーの音楽の深みと美しさを再確認することができます。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲には多くの名演奏がありますが、特に評価の高いものをいくつかご紹介します。

1. **ダヴィッド・オイストラフ**
  - オイストラフはソビエト時代の偉大なヴァイオリニストで、彼の演奏は情感豊かで技術的にも完璧です。特に、エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮のレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団との共演が名高いです。

2. **イツァーク・パールマン**
  - パールマンは現代のヴァイオリン巨匠の一人で、その演奏は力強さと繊細さを兼ね備えています。アンドレ・プレヴィン指揮のロンドン交響楽団との録音は特に評価が高いです。

3. **ジャニーヌ・ヤンセン**
  - ヤンセンは現代の人気ヴァイオリニストの一人で、その情熱的かつ繊細な演奏が魅力です。アントニオ・パッパーノ指揮のローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団との録音がオススメです。

4. **ヒラリー・ハーン**
  - ハーンはテクニックと表現力で広く知られる現代のヴァイオリニストです。マリス・ヤンソンス指揮のオスロ・フィルハーモニー管弦楽団との録音が非常に評価されています。

これらの演奏はそれぞれに特徴があり、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の多様な魅力を引き出しています。興味があれば、ぜひ聴き比べてみてください。

⚫️動画

17でライブの見れる
天才高松あいさん

楽章の間に拍手が入るので、曲全体で楽しめないですが、日本人の演奏は貴重なのでご紹介。、


⚫️関連情報

【映画】オーケストラ!

#### ① 作品の人気や価値
『オーケストラ!』は、2010年に公開され、その独特のストーリーラインと感動的な演出で注目を集めました。この映画は、失われた栄光を取り戻そうとする元天才指揮者の奮闘を描き、観客に深い感動を与えています。そのユニークなプロットと感情的な展開は、多くの映画賞にノミネートされるなど、高い評価を受けています

#### ② 作品の概要
『オーケストラ!』の主人公、アンドレイ・フィリポフは、かつてのボリショイ交響楽団の主席指揮者で、共産主義時代に政治的理由で解雇されます。彼は偶然にもパリのコンサートに出演するチャンスを得て、かつての仲間たちを集めて偽のオーケストラを組織し、ボリショイ交響楽団としてパリに向かう冒険に出ます。この映画は彼らが直面する数々の困難と、最終的に心を一つにして奏でる音楽の力を描いています

#### ③ 作品の素晴らしさと魅力
『オーケストラ!』の最大の魅力は、登場人物たちのリアルな人間ドラマと音楽を通じた感動的な瞬間にあります。主人公アンドレイが経験する挫折と再起は、観客に勇気と希望を与えます。また、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の演奏シーンは、映画のクライマックスであり、音楽の美しさと感動的な演出が見事に融合しています。この作品は、音楽が持つ人々をつなぐ力と、夢を追い求める情熱を描いた作品として多くの観客から愛されています。

これらの観点から見ても、『オーケストラ!』はただのエンターテインメント作品ではなく、人生の困難に立ち向かい、最後には夢を叶えるという普遍的なメッセージを持った映画です。そのため、多くの観客にとって忘れがたい体験となっています。

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⚫️おまけ天才ヴァイオリニスト


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