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昼休み日記 12/11

母が亡くなりました。

老人ホームの看護師さんから、

あと1〜2週間と言われたのが12/2

面会禁止は重々承知しているけれど、

可能であれば顔だけでも見たいとお願いをし、

計らいにより、12/4の深夜に、遠方から来た弟と2人で居室に入れていただき、

頬を撫でて来ました。

翌日の午前中、母は静かに息を引き取ったそうです。

とても安らかな顔をしていました。


仲良し母娘とはほど遠い関係でしたが、

晩年の母の手助けを十分にしたので、

悔いはありません。


老人ホームに入れてしばらくは、自責の念に駆られることもありましたが、

職員の皆様のおかげで、母はひとりぼっちではなく、

私も家族も自身の生活が営めました。

心に余裕が生まれたから、

母に会う時はいつも優しい顔をしていられました。

寂しくはありますが、

後悔なく、穏やかな気持ちで送ることができるのは、

老人ホームの皆様のたくさんの手と目のおかげです。

感謝してもしきれません。


葬儀は家族葬で。

コロナもあるので、親戚もほとんど来ません。

むしろ、その方がこちらとしても安心です。

親戚はお香典を送ってくれてもいいのに、

辞退されているようで。

母が化けて出ますよ?(笑)

その他の関係者の参列やお心遣いは全て辞退しました。


このご時世に悔いのないお別れができるのはありがたいことです。

コロナで亡くなる方、

思いがけず急に亡くなる方、

ご遺族はどれほどおつらいか。


斎場の式場が混んでいて、9日待ちますが、

晴れやかな気持ちで、

行ってらっしゃいと母に言ってあげたいです。