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SDGsのお勉強をしましょう
ただいま絶賛総会開催中の国際連合が何年か前に定めたのがSustainable Development Goals、通称SDGsである。持続可能な成長を達成するための課題って感じである。
SDGs以前はMillennium Development Goals(MDGs)という目標が設定されていた。これに比べるとSDGsはなんというか綺麗ごと感がなくはないし、企業のpublicity stuntに使われがちという印象がなくもない。
MDGsの策定に大きく関与したサックス教授のこの本はとても良かった。理念とはかくあるべしと教えられた気がする。それに比べると、、、
SDGsを軽くdisってしまったが、個々の理念については賛同できるものも多い。特に公衆衛生についてのSDG3,6,7,11,12あたり。そしてなにより、いま国際社会()でなにが問題になっているのか整理するためにツールとして有用である。
そんなわけで今、わたしがSDGsを学ぶために用いている英語教材を紹介しよう。
これは平易な英語で17の目標が説明してあり、各々に5個くらい質問がついている。これにひたすらTAGAKI(多書)していくというわけだ。
簡単なモデルアンサーもついており、これを土台に自分なりにエッセイを書くのも良い練習になる。
これは対象年齢やや低めであるが、次の一冊は大人向けである。資格試験のライティング、スピーキング役に立つ語彙が満載だ。
VOAというアメリカのニュースサイトの記事が主体で、音声がついているのもいい。聞き取りやすい英語なのでシャドーイングにもってこいである。
このようにしてSDGsを学んでいくと、先進国の中年のおっさんはとことん無視されているということがわかる。途上国のおっさんはまだましであるが、事情はあまり変わらない。
おっさんは自分で道を切り開いていくしかないし、そのためにはSDGでもなんでも利用するしかないと思いなすのであった。そしてそれは中年のおっさんをたくさん雇用している企業にしても同じことなので、publicity stuntに利用しているからといって批判するのは筋違いもいいところだとも考えられたのであった。
再生可能エネルギーを推進して電気代が二倍になったら「貧困層をなくそう」というSDGsの一番最初の項目にぶっちぎりで反するのに「電気代あがってもいいから再生可能エネルギーを推進しよう」みたいになってるワロス。
— もへもへ (@gerogeroR) September 24, 2021
SDGs的にプラスマイナスゼロで推進できてねぇーじゃん。
綺麗事なので別に矛盾しててもいいのである。
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