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noteイベント「人生を前進させる“書く習慣”のすすめ」視聴感想

今日たまたま車で移動するタイミングで下記のイベントがあったので視聴した。

スワンさんは、時間管理、タスク管理について情報をnoteやYoutubeで発信しているクリエイターかライターかデザイナーかそういう感じの人である。

このたび本を出されたということで、意識の高い私は購入を検討している。

そう思っているところに上記のイベントだったので、ちょうど良かったというわけである。

スワンさんは意識の高い人というイメージだったが、物腰柔らかく、屈託のない話し方で、良い意味で期待を裏切られた。動画は文字だけでは伝わらないことも教えてくれる。

noteのイベントであるから書くことの効用についてであった。すごく簡単にまとめると、悩みや不安は書き出すことで対処法がわかるということだ。

まあこれは言われてみればそのとおりで、人間はしょうもないことで悩んでいたり、的外れなことで不安になっていたりするものである。紙でもメモアプリでもテキストエディタでもいいから書いてみると不安の正体が見えることはしばしばだ。

頭を整理しないで行動すると的外れなばかりでなく、不安を増悪させる方向に行動してしまうこともある。締め切りが迫っているのにネットサーフィンしちゃったりとか、もうひとりの登壇者のとくさんという方が例をあげておられた。まあ誰でもあるよね。

書くべきことを書いて、やるべきことがはっきりしたら行動しなければいけないが、これにもコツがある。タスクをなるべく細かく分解して、始めるための閾値を下げる、容易に達成感を得られるようにする、である。これもよくいわれることだが、頭が整理できていないとこんなことすら忘れてしまう。

もっと重要な指摘は、自分を褒めることについてだった。どんな小さなタスクでも達成できたら自分を褒める。大事なことは、他者からの承認を期待しないこと。自分の評価を他者に委ねることの危険性は何度でも強調したい。自分を褒めるのはあくまでも自分、他人に褒めてもらえたらラッキーくらいの心構えがいい。

文章にまとめるとこんなところで、これだけのために1時間を費やしたのは効率が悪いといえなくもない。効率だけ追求するなら書籍のほうが圧倒的にいい。しかし雑談とか、人間の声とか、そういうザワザワとかモヤモヤがもたらすインパクトはけっして小さくないように思われる。

さらに言うならリアルな講演会とかのほうがいい。リモートにはリモートのよさがあるけど、生のインパクトにはかなわない。そういやもうリアル開催の学会に1年以上参加してないな。

生のモヤモヤ、ザワザワを味わにくい時代になってしまったけど、そういう感触があること、あったことまで忘れてしまわないようにしないといけないなあと思ったのであった。

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