鈴木健士/ジェームズ・バーダマン『アメリカ人教授に学ぶ 英文ライティングのメタモルフォーゼ』読んだ
英作文の素晴らしい教科書を次々と出している鈴木健士先生がジェームズ・バーダマン先生とタッグを組んで決定版ともいえる一冊をリリースされたのである。
要するに名著『ここで差がつく英文ライティングの技術』をさらに洗練させたものである。
より大人の表現をたくさん盛り込んであって、とても楽しい。これra
を使いこなせたらかっこいいだろうなあ。
ただし量が多いので、基本的なことが身についていない人は上滑りしてしまう危険性がある。
方法論が明快かつ的が絞られている『ここで差がつく英文ライティングの技術』をやり込んでから取り組むことをおすすめしたい。
美味しい表現が満載の本書を読むことの副次的なメリットは、読むときの意識が高まることである。英語のニュースなどを読むときに、使えたらかっこいいパッセージがないかと意識して読むようになる。
実際、本書には時事英語における実例も多く収録している。今まで良い表現があっても、読み飛ばしていたんだなあと気付かされて恥ずかしくなるのであった。。。
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