#658 雑誌論15|BANDやろうぜ!
前回のGiGSに続いて、僕等の世代でキッズ達に同じ位市民権を得ていたバンドマン向けの音楽雑誌、BANDやろうぜ通称「バンやろ」を紹介します。
BANDやろうぜ!(バンやろ)とは?
何か同名のゲームがあるようで肩身が狭いですが、BANDやろうぜ!(バンやろ)は宝島社から発売されていた雑誌です。
wikiにはこんな感じに紹介されていました。
GiGSは2022年まで刊行されておりましたが、バンやろは割と早めにクロージングしていたんですね・・・
流石に20歳を過ぎたらこの手のバンド雑誌は買わずとも完璧に耳コピができるスキルは身に着けていたので離れていましたが、もう20年前には終わっていたのを知って少しメロウな感じです。
GiGSの方が表紙の紙がコート紙とかで格式が高かったのに対し、バンやろは庶民的な近寄りやすさがあったような気がします。
GiGSがフローラだとしたら、バンやろはビアンカだったとも言えるでしょう。
BANDやろうぜ!(バンやろ)で好きだったコンテンツ
注:恐らく下記で挙げる内容は、全てGiGSでも当てはまると思います笑
1.スコア
これはGiGS同様ですね。やはりスコアは本当に愛しかった。
僕等の町は田舎だったのでアルバムのスコアなんて売ってないので、やはりこういう雑誌についているスコアは貴重でした。
2. 楽器のページ
こういうの見るの、本当に楽しかったですよね。
あれも欲しい、これも欲しい!もっと欲しい、もっともっと欲しい!です。
当時僕等の周りではやはり何と言ってもGLAYとLUNA SEAの2強だったので、Grass RootsのINORANモデルを持っている子は多かった。
あとはJモデルのW.U.M.Fと、JIROモデルのBaccas。
そして楽器屋に行くのも最高に楽しかったですね。
3. メンバー募集
後はメンバー募集も外せないですね。
僕は雑誌を買っていた時は常に周りにバンドマンがいたのでメンバーに苦労したことは無かったですが、やはり募集記事は見ちゃってましたね。
パートも違うし、そもそもエリアが違うし、絶対加入できないんですけど、「へー、こんなバンドあるんだ」とか思ってしまったり、バンドマン同士が惹かれあう何かがありました。
思い出に残るBANDやろうぜ!(バンやろ)
持ってたのか、友達の家で読んだのか覚えてませんが、印象に残っている盤野郎を紹介します。
1998年4月号
これ持ってた記憶ありますね。
ジュディマリの散歩道とか練習した記憶ちょっとだけあります。
1998年7月号
これは何と言っても誤植ですね笑
GLAYのスーパーヒット新曲が「誘惑」と、「SUPER SOUL」になっているという笑
表紙の黒夢(清さん)も渋いです。これはCORKSCREWの時期ですね。
1998年8月号
これは多分友達の家で読んだんですね。
そして友達にハイスタの記事を貰った記憶があります。
しかし、hideとGLAYとラルクとHi-STANDARDが並ぶのは凄いですね。
1998年9月号
これは確実に持っていた記憶があります。
このスコアで僕はI For YouとHoneyを覚えた記憶がありますね。
ever freeは謎に取得しなかったという笑
とにかくこの時期はhideの追悼記事が多かったですね。カッコよかったです。
まとめ
そんな感じでBANDやろうぜ!(バンやろ)を振り借りました。
正直GiGSとの差別もほとんど覚えてないですが、どっちも当時の僕には最高に熱くなれる雑誌でしたねえ。
この雑誌を買ってチャリで走って家に帰った、あの感覚をもう一度思い出したいですね。
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