見出し画像

#626 TV論32|3年B組金八先生 第6シリーズ

それでは今回のTV論は過去に2回紹介した「3年B組金八先生」の第6シリーズについて紹介したいと思います。

初めて見たのは第4シリーズ。
1995-1996年シーズンだったので僕は小学6年生でありましたが、小学生からしてみると中学生は大人過ぎたので、あまりリアリティを感じられなかったような記憶があったり、無かったりです。


第5シリーズは1999-2000年だったので、高1と世代的に「1個上」だったんですが、やはり中学3年生と高校1年生でもちょっと差があるんですよね。なので等身大では見れませんでしたが、エンタメとしては非常に楽しめました。


そして第6シリーズが始まったのは2001-2002年だったので、高3でした。
自身の高校卒業と、3年B組の卒業をリンクして見れたような、見れなかったような記憶があります。


3年B組 金八先生とは?

日本を代表する名物教師であり、恐らく日本でフィクションの世界で有名な教師を挙げた際に恐らく1位になるのは金八先生、2位が鬼塚先生(from GTO)、3位がヤンクミ先生(from ごくせん)とかでしょう。

金八先生は第1・第2シリーズの頃はまだ新任だったので、ロン毛でエネルギッシュの熱血先生だったんですが、やはり時代と共に年相応となりまして、第4シリーズでは40歳後半くらい、第5シリーズでは50歳を超えており(推定)、もうおじいちゃん先生でしたが、管理職にはなっていないので、恐らく「現場第一主義」であったか、恐らく別の理由化のいずれかでしょう。

そんな感じで第5シリーズが思いの外盛り上がったので、その続編を早々に…という所で企画が立ち上がったと推察しますが、第6シリーズはなかなか忙しい展開です。


3年B組金八先生 第6シリーズの見どころ

1. 死ぬほど暗い転校生2人

まぁ転校生が同時に2人共同じ位に来るってのは在り得ないと思うのですが、それは突っ込まないにしても・・・とにかく暗すぎますね笑
てか2人共抱えているのものがヘヴィーすぎるので、そもそも普通の公立高校に転校するのが間違っている気もしますが・・・


2. 幸作がガン(白血病?)になる

あまり背景を覚えていないのですが、この時点で高2とかの金八先生の息子・幸作が入院します。
そんな感じで学校も大変で家庭も大変と、金八先生の人生がかなりハードモードになってしまうんですね。


3. 出まくる第5シリーズの登場人物

上記の幸作の件もあると言えど、今作は「3年B組 金八先生 第5シリーズ 第2章」とも揶揄されるくらい、とにかく第5シリーズの卒業生たちが狂ったように登場します。
健次郎に至っては準レギュラーみたいな感じで出まくってましたし、ちはるちゃんとかも出てましたし、ヒルマンごときとかも出ていた記憶があります(定かでは無いですが)

そして、幸作が病気の影響でスキンヘッドにした時、「俺たちも一緒だぜ!」と全員がスキンヘッドにした時は、妹と一緒に見てたんですけど「……うわ、この展開はまさか……?」「まさか…」「やっぱりwwwww」という感じで爆笑した記憶がありましたね笑


4. 超絶イヤな校長との諍い

そして今作は最高に嫌な校長先生が登場します。
あまり覚えていないのですが終始嫌な奴で、金八を教育委員会に飛ばすような強権をふるうパワハラ系上司でしたね。


思い出深い3年B組(第6シリーズ)の生徒たち

10位 木村 美紀

このミッチーと仲良かったおさげのギャルはなかなか悪い奴だった記憶があります。ただ、前々作の広島美香に比べたら可愛いもんですね。
そもそもそんな覚えていないという…


9位 長澤 一寿

NEWS(ですかね?)の増田くんも生徒役で登場していましたが、これは昔から続く金八とジャ…もといSTARTO ENTERTAIMENTとの蜜月関係があり、金八とジャニーズがズブズブ(深い意味は無し)だったが故のバーターですね。
そしてこの長澤は全く覚えてないです笑


8位 山越 崇行

チューですね。
この作品に出ていた時は完全にあっち系の人だと思っていて、もうこの作品以降で見ることは無いと思ったものでしたが、この中尾くんはしっかりと良い俳優になりましたね。
ROOKIESとかの関川役も非常に良かったですし、いい俳優になりましたl


7位 信太 宏文

あんまり覚えてないんですけど、両親がネグレストだったとかそんな感じですよね?
そして孤立している上戸彩が早々に心を開かせた、そんなイケてる男ですね。


6位 笹岡あかね

長友嫁の平愛梨ちゃんも出ていました。
やはりこの頃から整っていますし、作品内でもかなりイケてる女子生徒として登場していた記憶があります。
こんなクラスメイトいたら男子達は奪い合い、足の引っ張り合いでヤバいでしょうね笑


5位 長谷川 賢

彼もNEWSですね。加藤成亮くんです。
このハセケンはかなりイケてるキャラクターとして登場し、見た目も中味も男前というあまり共感できなかったキャラクターであった記憶があります笑


4位 今井 儀

あまり覚えてないんですが、兄貴がメッチャワルだったとかそんな感じでしたね。
そしてこの子が双子の兄か弟か分かっておらず、そしてこの後高校教師で上戸彩とまた共演するんですが、それもまた兄か弟か分かっていないのですが・・・笑


3位 北村 充宏(ミッチー)

金八史上初(?)のオネエキャラですね。
今ですと例の団体がうるさいので配慮がこの時以上に必要になると推察されますが、まぁこのミッチーよりもこの後に紹介する人の方が遥かに重かった。
とは言え、このミッチーもなかなかインパクトのあるキャラでした。
上戸彩と血だらけで殴り合いしてましたからね笑


2位 鶴本 直(上戸彩)

そして、上戸彩という存在を広く世の中に知らしめたのが、この金八先生における「鶴本直」ですね。
心は男だけど、女に生まれてしまったという悲しい星の下、生まれてしまった悲劇のヒロイン(ヒーロー?)です。
この作品で「性同一性障害」という言葉を知った人は多かったでしょう。
僕の周りには3位のミッチータイプはいたんですけど、この逆パターンはいなかったので「そういう人もいるのね」とおもったものでしたが。

そしてこの頃の上戸彩は、まぁそういうキャラクター・役作りをしていたので全然可愛いと思わなかったですが、この後の高校教師2003で彼女はブレイクしましたね。あのドラマの彩ちゃんは完璧でした。

この作品では、最後どうなったとかその辺はぶっちゃけ覚えてないです笑


1位 成迫 政則

とにかくブッチギリで辛すぎる人生を送っているのがこの成迫くんですね。
これだけの悲劇を経験して自殺しないだけでも立派ですし、グレなかったあたりに奇跡を感じます。それくらいエグいトラウマを持った、金八史上最も不幸な生徒でしたね。

そのトラウマを簡単に紹介すると、姉がレイプされてその後遺棄されて死んでしまい、それを知った父親が犯人を刺し殺すという地獄です。
母親は元々いなかった気がするので、一瞬で家族が3人家族が1人家族になってしまうというこの世の底です。

前作の健次郎を超えるトラウマを…と考えて、歯止めが利かなくなってしまったという印象ですが…とにかくそんな感じで可哀そうなキャラクターでしたが、後日談として「弁護士」になれたようなので、悲しみやトラウマをしっかりと乗せて成長出来て本当に良かったですね。


まとめ

そんな感じで第6シリーズを紹介させていただきました、が!
結論、前作もそうなんですけど、そんなに詳細を覚えていないんですよね笑
「問題児が多かったクラスだったけど、みんな更生して卒業した」的な感じの印象しか無いです笑

ただ、この時までしか覚えてないですね。
次回の第7シリーズのドラッグ、第8シリーズに至ってはテーマすら浮ばないのですが・・・

そんな感じの第6シリーズの主題歌を最後に贈りましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?