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脳科学と仏教

先日youtubeをたれ流しにしていたら、池谷裕二先生の市民公開講座が流れた。
 「私が感じている世界は本物か?」

タイトルに興味がひかれ、見てみると難しい用語はほぼ使わずにわかりやすく話しており、そのまま30分見入ってしまった。

話の中で面白かったのは、人の目には赤と緑と青しか見れる機能が無いのに黄色が見える。

何故黄色が見えるのか??

それは簡単な実験でわかるそうです、左の目と右目の間に仕切りをつけて、左の目には赤、右の目には緑、を見せる。

そうすると・・・・ 黄色が見えるそうなのです。

センサーに無いものが映る、黄色とはなにか??  幻覚だそうです。

そうやって考えると、他人の見えている赤と自分の見えている赤も、その人次第で違っているといえます。

目に映る信号は、脳によって判断されて、実在がないものでも見えてしまう。
まさに色即是空、五感で感じるものは全て実態がない。 と通じている気がしました。

また電気信号を送って地磁気を感じ、北や南を判断する事ができる実験をし、脳を拡張していくお話をされていました。

これが進めば他人の見えているものを、そのまま自分に映し出す、複数人の感覚を共感覚として受ける事ができるようなお話をしてました。

アニメのサイコパスを思い出し、人ってすごいことを思いつくのだと驚きました。

すべての人の感覚を享受するならば、どこまで自分なのか分からなくなるかもしれませんね、自我はない無我という悟りに科学で近づけるのか、無我を科学で知ることが出来るのか。
興味深いと思いました。

言ってることが根本的に間違っているかもしれませんが、良い刺激でした、アニメ見直そうかな~。

https://www.youtube.com/watch?v=IWit9QzIDBU

#脳科学 #仏教 #サイコパス #アニメ

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