ぼくの道
いろんな道が
目の前に広がっている。
…どこに行こうか。
ぼくの自由に決められる。
…だけど
いろんな選択肢がありすぎて、
どっちに進んだらいいか、わからない。
道の先には、なにがあるのか
ぼやけて見えない。
よくわからないけど、
少しだけ、進んでみる。
…でも、本当にこっちであっているのだろうか…
不安がぼくを襲う。
行き止まりだったらどうしよう。
迷子になったらどうしよう。
進むのが怖い。
ひとりで歩くのが怖い。
…
でもね、
たとえ、行き止まりだったとしても、
戻って、違う道にいけばいいじゃない。
戻るのが嫌だったら、
よじ登って、乗り越えればいいじゃない。
そうやって、自分で考え、模索しながら、
歩き続ければいい。
とまっていたら、なにもはじまらない。
進んでいるうちに、
もしかしたら、
…あっちの道に行けば、よかったかな。
さっき曲がっておけば、遠回りせずにすんだのに。
と、後悔することだって、
あるかもしれない。
…だけどね。ぼくは、思うんだ。
どんな道を
通ったとしても、
ぼくが選んで、ぼくが歩きたい、と思って決めた道ならば、
どんな道でも、ぼくにとって
とってもステキな道になるって。
無駄な道なんか、ないよ。
その道を通ってきたからこそ、
今のぼくがあるんだ。
…ぼくだけの、特別な道なんだ。
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